みなさんこんにちは
青森県立郷土館 指定管理者TTHAグループの櫻庭です
今年は雪が少ないのでしょうかね
1月に雨が降ったりするくらいですし
でも
今年の冬は暖かいぞ~
なんて言ってると、2月に大雪があったりするんですよね
屋根の雪下ろししたくない~
さて、館内では今日も解説員のみなさんが資料整理のお手伝いをしています
しかしこの休館中、本来の業務である展示品の解説や館内アナウンスなどをする機会はまったくありませんσ(^_^;)
営業再開まで、あと2ヶ月半
そろそろ通常業務の準備をはじめていきたいところです
そんなわけで、まず取り組んだのは館内アナウンス
でも、ただやみくもに練習するだけではあまり意味がありません
ここは一度アナウンスのプロに教えてもらおうじゃないか
というわけで
お邪魔してきました
RAB(青森放送)さん
今回、このRABの米澤章子アナウンサーが、郷土館の解説員13名のために特別に講習会を開いてくれました
本当にありがとうございます
櫻庭も同行させてもらえたので、様子を写真に撮ってきましたよ
まずはRAB本社建物の案内をしてもらいました
中に入るとすぐに歓迎ムードです
わざわざご用意していただけて、解説員のみなさんも大喜び
こちらは放送の管理をしている部屋のようです
なんだか大きな機械がいくつもあり、厚いガラス窓の前では自然とみなさん小声になっています(笑)
そしてこちらはスタジオなのですが
ん?・・・
なんと
東奥日報ニュースの生放送スタジオです
いつもテレビで見てるスタジオだ~
天井には照明がたくさん
こちらは背景が緑一色のスタジオ
しかし、この場所を撮影しているカメラ越しに見てみると
なんと、まったく違う場所にみなさん立っています
こちらは映像合成といって、背景だけを外の景色などの別の映像に差し替えて合成する技術です
ニュースなどでもよく使われていますね
ただ、実際に自分が体験してみるとなんだかおもしろくて、つい腕や体を動かしたくなります(笑)
そしてなんとなんと
この日、生放送中だったRABのラジオ番組GO!GO!らじ丸に解説員のみなさんが特別出演してきました
この日は木曜日
パーソナリティーは黒石八郎さんと筋野裕子アナウンサー
お二人とも本当に明るく気さくで、解説員たちと郷土館の話で盛り上がっているうちに
5分の予定だった出演が倍の10分に(°Д°;≡°Д°;)
さすが生放送ですね(笑)
というか、筋野アナの声、本当に聞きやすかった・・・
目の前で声を聞いていると、発音のきれいさや滑舌の良さがすごくわかります
一般人のそれとは全然違い、言葉の一文字一文字が耳にスムーズに入ってくるような感じ
これがプロのアナウンサーなのか、、、すごい
黒石八郎さんとは、帰りにみなさん握手をしてもらっていましたよ
握手をしてもらった解説員は
「握った手から優しさが伝わってくる」
と、感動の様子
貴重な経験をさせていただき、お二人とも本当にありがとうございました
そして後半はいよいよ米澤章子アナウンサーによるアナウンス講習会
まずは基本となる腹式呼吸での発声
腹式呼吸はできますが、腹式呼吸で発声をするのはむずかしいようです
「声を出しているのにお腹が動かない・・・」
これはつまりお腹を使った力強い発声ができていないのです
日々トレーニングしなければいけませんね
声を出すときは、口に自分の指4本が縦に入るくらい大きく開ける
(櫻庭は3本が限界でした・・・)
郷土館で実際に使用しているアナウンス原稿を使った練習も行われました
米澤アナは解説員のアナウンスの仕方や声を一人づつ聞き
・文章の中で、言葉を切るポイント
・お辞儀などの動作をアナウンス中に取り入れること
・その動作により、適切な「間」や気持ちが声を通じて伝わること
・笑顔を作らずに明るい声を出すのが大事
などなど
ひとりひとりに的確なアドバイスをしてくださっていました
解説員のみなさんも
自分に足りていない部分をその場で教えてもらうことで
講習中にどんどん声がよくなっていました
この講習会でさらに自分たちを一歩成長させることができたようです
今回学んだ内容を100%活かすには、今後も練習を続ける必要があるでしょうから
今後のみなさんの努力に期待ですね
米澤アナ
RABのみなさま
お忙しいところ本当にありがとうございました
そうそう、記念にオリジナルのクリアファイルと付箋をいただきました
こちらもありがとうございました