多賀城碑によれば神亀元年(724年)多賀城を築いたことになっている鎮守府将軍大野東人(おおの あずまびと)によって、養老2年(718年)建立されたという古い歴史を持つ岩手県一関市室根山に鎮座する縣社 室根神社では、旧暦のうるう年の翌年9月特別大祭が行われます。
3日間にわたる神事のうち最大のイベント、マツリバ行事が27日早朝に行われました。
朝4時、山腹の神社を出御した神輿は、ふともに作られたお旅所を目指し、競いながら山を駆け下ります。
朝7時、室根神社本宮と新宮の二つの神輿は杉で作られた高さ7.7メートルの仮宮に引き上げられ、マツリは最高潮を迎えます。
仮宮は六本柱の足場が二つ併設され、12本ですが、これはどこかで見たような記憶があります。
なるほど、これは本来こうして使うものだったのかと納得です。
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