♪春よ来い、早く来い | 青森今昔物語

青森今昔物語

戦災により失われた青森市の記憶。


青森今昔物語-堤川の氷すべり

 例年の倍増しという大雪に見舞われた県内ですが、昔は今より寒かったという話をよく聞きます。


 どのくらい寒かったかというと、堤川が凍るくらい寒かったで、大正初めの堤川では、「ベンジャ」と呼ばれる下駄スケートを履いた子供たちが遊んでいます。


 奥には、次の船が着くのを待っている背子。タラあるいはニシンでしょうか。荷役の人数からして大漁だったようです。



青森今昔物語-屋根雪


 さて2月16日あたりから降り積もった雪雪も峠を越し、さすがに3月ともなると、ようやく春の気配が見えたような気がしないでもない、温かさとなってきました。一時は弘前市に並びかけた積雪も、ようやく1メートルを下回りそうですが、1メートルの屋根雪ともなると迫力が違います。さすがに昭和初期の石造倉庫も押しつぶされそうです。  


 
青森今昔物語-歩道

 歩行者道路。略して歩道。信号機の向こうは歩道のはずですが。。。



青森今昔物語-暫定一位のつらら

 つららもここまで成長すると、落とすのがもったいないような気がします。


 今日から3月。県内の県立高校と私立高校86校のうち、66校で卒業式が行われ、多くの思い出を胸に卒業生たちが学び舎を巣立ちました。春も、もう間もなくです。


青森地方気象台 あおもりゆきだより「堤川の結氷 川が凍ります」