禁煙対応 昨年並み 県タバコ問題懇 夏祭り主催者に要望
(東奥日報 2006年7月26日)
禁煙啓発活動を進める「県タバコ問題懇談会」は二十五日、県内の夏祭りについて、主催者に行った禁煙化の要望に対する回答を公表した。青森ねぶた祭り、弘前ねぷたまつり、八戸三社大祭では観覧席を禁煙にしたり禁煙の呼び掛けを行うなど、ほぼ昨年同様の対応になる予定という。
要望は昨年に続き二回目で、五月一日付けで実施。青森ねぶた祭りは観覧席を全面禁煙とするほか、新たに人込みでの禁煙を呼び掛ける。弘前ねぷたまつりは、観覧席を全面禁煙とはしないが放送で禁煙に協力を依頼する。
また八戸三社大祭は、新たに観覧席券に「禁煙への協力」を明記するほか、観覧席への張り紙などで禁煙を呼び掛ける。
田名部祭りは、神社境内では喫煙しないよう呼び掛けているという。おしまこ流し踊り、五所川原立佞武多(たちねぷた)、黒石ねぷた祭り、黒石よされの主催者からは回答がなかったという。
同会は「不十分な点もあり、さらなる禁煙化を望む」と話している。