角平。「かどへい」と読む。
横浜駅からちょいと歩く。15分。
横浜の銘店である。

新横浜通りと京急の交わるあたり

創業は昭和20年。
新横浜通りの大通りの角に建つので角平。
横浜市民なら、知らずに見た事のある場所である。

独りで訪ねたのは日曜日昼過ぎ。
店の前には10人程が列を作っていた。
リストに名前を書いて列に並ぶ。
直ぐに呼ばれた。
一人用の小上がり席が一つだけ空いているらしく10人抜きでの着席となった。若干申し訳ない。

まずはキリンラガー。爆笑
蕎麦前にはにしんの旨煮。

鰊。見た目ほど味は濃くない


テーブルも天井も柱も飴色。
照明もどこかクラシカル。
柱にはゼンマイ時計。

レトロな店内


色褪せた暖簾はナスを猪に見立てた朱色。

小洒落た店内の暖簾


さりげなく壁に掛けられた古い写真は、その昔、当店を訪ねた岸総理だそうである。

店内の飾り窓と岸首相他の大先輩の面々


途中で緑川政宗のぬる燗とつけ天の大を追加する。
猪口は籠に盛った中から選ばせてくれた。

中居さんたちのキビキビとした接客を眺め楽しんでいるうちにつけ天到着。
つけダレが熱い。
大きな海老天が一本。爆笑
つけダレに浸かって提供される。
中々の迫力である。

ドデンと海老天。熱いつけ汁


まずは蕎麦。
四、五本摘んで一気に啜る。
見た目よりも硬い腰。
ツユが熱いからなのか、冷たいもりそばよりも出汁の香りが立つ気がする。
熱い蕎麦に近い感覚だが、伸びる事を心配しなくて良いのはとても良い。
熱盛りも悪くない。

海老天も大きく太い。
衣で3倍マシにしたものではなく、実際に大きく旨い海老だった。
これなら満足である。

隣を見て驚いた。カッ丼。飛び出すハート


カツ丼の肉の厚み。3センチはありそうな肉の塊であった。びっくり
次はカツ丼と心に決めた。

蕎麦湯まで頂いて席を立つ。
お会計をする帳場も風情のある作りであった。
ご馳走さまでした。美味しかった。照れ

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