【ケータイオリジナル小説】『先輩、オレ、フラペチーノでお願いします!』 いよいよ一学期最後の登校日。 終業式も終わり、明日から夏休み。 ヨシノリの最後のホームルームが終わったところだ。 「いいかぁ、この2年の夏休みが山場になるから、遊んでばかりいないで、きっちりと勉強して実力をつけるように。 じゃあ、みんな元気で。真っ黒になってまた新学期に会おう!」 そんな担任の有難い話を最後に、ヨシノリの夏休みが始まった。 校舎を出た途端に背中を押す程の蝉の鳴き声が押し寄せる。夏休みの実感が湧いてきた。 「おう、ヨシノリ。お前また部活か?このアチいのに、お前ホント部活好きだよなぁ。後でLINEするわ。じゃあな!」 仲の良い友人が鼻歌混じりに、肩を叩いて通り過ぎる。いつもヨシノリを気遣ってくれる良い奴だ。 部室に着いたが、いつもの通りヨシノリが一番乗りらしい。 すぐ裏手の桜並木からは、大量の蝉の鳴き声が四方からシャワーの様に降り注ぐ。 鍵を開けて部室のドアを開け放つと熱い空気の固まりとむせる様な匂いがのろのろと這い出してきた。 剣道部の部室はどこも似たり寄ったりだ。 中学の時もそうだった。特に夏場は匂いがヒドい。 そのままドアを開け放しにして、空気が入れ替わるのを待つ。 続きはWEBで! http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/744082958/ #小説 #インスタ小説 #オリジナル小説 #小説家になろう #アルファポリス #アルファポリス文庫 #読書#オリジナル #ノベル #読書 #文 #書く #一人で #一人の時間 #剣道 #すたば #フラペチーノ #文章

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