ホッツ床は上顎の穴の部分を埋めるような
マウスピースのような入れ歯のような物です。
上顎の穴を埋めてあげる方が哺乳がしやすくなる効果があるのと、離乳食が始まっても鼻から食事が出てくる量が少なくなります。

生後4ヶ月で初めて作りました。
口唇の手術が終わった時からでした。
口腔外科を受診してして、歯形を取るのと同じ要領でした。

入れ歯のように型を取ってあるのでかぱっとはめるだけなのですが、最初はかなり苦労しました。
口を開けるのを嫌がり、大泣きされました。
そして外れやすいのでポリデントを使いました。
最初は親も子も手慣れていないので時間もかかるし大変でした。
5日目位から段々と慣れてきてあまり泣かずにさっとつけれるようになってきました。
子どもの適応能力はすごいなーと思いました。

離乳食開始前は1日1回外して歯ブラシであらって消毒しました。口の中にもポリデントが残る感じがしたのでスポンジブラシを使ってマウスケアをしました。

離乳食が始まってからは食事毎に外して洗浄するようにしました。食べカスとかが間に入ったりしてしまうのでこまめに洗いました。
一度もトラブルはありませんでした。

口蓋裂の手術が終わるとつけなくてよくなりホッツ床を卒業しました。


ホッツ床をつけてる間は少し歯茎が出ているようになるのと笑うと見えていましたが特に気になることはありませんでした。
でも外してからは少し顔が変わったようでした。

まさかこどもを産んでポリデントを買うなんて思ってなかったなーと今では笑い話になっています。
今でも使わなくなったホッツ床は捨てれずにとってあります。