出産後病室に戻りました。
しばらくしてから主人が先生から呼ばれ
産まれてすぐに行った検査結果を聞きに行きました。
私は動けないので主人のみで翌日に私にも説明したしてくれるとのことでした。
赤ちゃんとの面会も保育器越しにできるということだったのでビデオカメラを持って主人に行ってもらいました。
「口唇口蓋裂があるのはもう分かっているから心臓のことをよく聞いてきて。」と主人に託しました。

40分程して主人が病室に戻ってきました。
説明された紙を持って説明してくれました。
まずは1300gで極低出生体重児で37週と正期産に入っていたので呼吸器も安定していて呼吸器等はいらなそうである。ミルクをすぐにたくさん飲めるようにはならないので鼻から管を入れてミルクをいれていき自分で飲めるようになれば管を抜くことにする。
口唇口蓋裂はあって口蓋まできれいに割れている。まずはミルクをうまく飲めるようになり、体重を増やしてから形成外科の先生に診てもらう。そこから手術等が決まるがおおよそ1歳までに3回程の手術が必要。そのためにも体重を増やしていく必要がある。
心臓はエコーをしたけれど特に病気は見つからなかった。心室中隔欠損もみられなかった。
エコーでは分かっていなかったが尿道下裂があった。それで女の子だと思っていたのだとおもう。これも外科的手術が必要であるがとにかく体重を増やして泌尿器科で診てもらう。

ということであった。
1番心配していた心臓はなんともなくホッとした。ただこの子は産まれてから何回の手術を経験しないといけないのだろうかと思い
それと同時に生まれてきてくれたことに感謝して一緒に頑張らないと。と思いました。

主人が撮ってきてくれた動画を見て
本当にかわいくてかわいくて仕方がなかった。
その夜はほとんど眠ることが出来ずに何度も何度もその動画を見てその夜を過ごした。
本当に生まれてきてくれてありがとう。母にしてくれてありがとうと。何度も何度も思った。