心のふちに手をあてて、

井戸を覗き込むみたいに、心の底を覗き込んだ


数ヶ月間苦しんでいたわたしがいる

隣へ座って話を訊く
ゆっくり、ゆっくり


その言葉をノートに記した




わたしと夫の離婚問題は、誰かに話して解決できるものではない。家族や、友だちや、ましてはわたしと夫が話し合ったところでも


夫自身にも理解できないことが起きていて、

それはわたしにわかるわけもなく、

ましてや家族や友だちにもわかるわけもないから



ブログに詳細を書こうと思っても、気が滅入るほどにあまりにも複雑すぎて。それに書いたところではっきり掴めないものがあまりにも多すぎて、意味をなさないだろう


きっとこの答えの見えないまま進んでいく、それがきっと幸せになれる道なのだと思う。
いま感じるあたたかさだけを信じて、それを育てていくこと。


わかってはいるのに、どうしても、この何ヶ月もの間苦しんだわたしが訴える声がうるさい



無視したいような、無視したくないような



夫にそれらを訴えることが正解かはわからない。わたしにはリスクが大きすぎるように感じる。
いまのわたしはきっかけがあれば止められなくなりそうで、それは絶対に避けないといけない。


だからわたしは立ち止まる。
壊れるかもしれないものを、自らの手で壊してしまわないように。
カウンセリングへ行こう。そして苦しかったわたしを出してあげよう。声を聞こう。そのうえで考えよう。


わたしじゃないひとたちは、みんなこんなことを自然にできるのかな。

ほんとうのわたしはもうすこし自分勝手で、もうすこし感情的で、もうすこし正しくないよ。

そんなわたしのままでいたいような、いたくないような。


掴める答えなんてなかなかないものだね。