読みました。
憎む事で楽になっても、そこからは何も産まれないし、
地縛霊みたいに、その場から動けなくなる。楽にはなるけど幸せにはなれない。
家族の絆ってなんなんだろうか?
この本を読んで、そう感じました。
希和子がした事は犯罪で
この事で薫を苦しめる事になるけど、
薫を大事に大事に愛情を注いで育てた希和子の気持ちは、しっかり薫にも伝わっていて。
実の母親は実の母親なのに、家事もせず母親らしい事は全くしない。更に歪んだ愛情で薫を苦しめる。
希和子と過ごした日々は、実の家族と再会してから振り返っても幸せな日々で、でもそれを認めると実の母親を裏切る事になってしまう。
だから憎む事で逃げたのかと思うと、
本当に心が痛い。
だって、まだ子供なのに。
でも、薫が
どちらも母親だと受け入れる事で
前を向いて生きていく決意ができたことで
はじめて、事件は解決したのかなっておもった。
そして、千草にありがとうって思った!
きっと千草が居なかったら、薫は前に進めてなかったよ。。
千草の人間性。素敵でした。
どうしても主人公目線で読んでしまいましたが、よく考えれば、
薫の実の母親も相当かわいそうですよね。
夫に浮気され、子供まで誘拐されて
嫌がらせをしたくなる気持ちにもなります。
そして、子豆島に行ってみたくなりました。
まとまりのない感想ですね。
この小説に出てくる男性は本当にどうしようもない。
