時は過ぎて、もう今年の夏は去った。
10月の半ばだっていうのに寒い。

ヒーターがあってよかったと心底思う。



最近はなんだか体も、心も忙しない。
毎日ぎゅっと絞られてるような感じ。



なんだろう、身体に関しては時々足が震える。
膝が笑うというかなんというか。
普通にしてるつもりなのにね。早く治ってほしいなぁ。


人前で笑うこと、元気でいること、それってやっぱり素敵なことだと思うから基本的には人に優しくいようと思ってる。

でも気付いたら「毎日楽そう」「困ってなさそう」「悩みとかなさそう」「モノに興味がなさそう」と言われることが増えた。


笑ってることでそう見えてるなら、それは幸せなことなの?
でもわたしにだって悩みや辛いことは勿論ある。


だから気付いたら笑顔でいることが自分にとって辛いことのような気がした。
わたしの笑顔を褒めてくれる人、実はちゃんと覚えてる。だから自然とその人たちにまた笑顔を見てもらいたくてわたしはニコニコするようにしていたけれど、今は、あれ?わたしってこんなことがしたかったの?って思うようになった。


きっと心のどこかで笑っていれば済まされると思うようになったのかな。これは自分でも気づきたくなかった。残念な気持ち。



そのせいか一人での行動が前よりも出来るようになった。いや、一人で行動したくなった。


酷くなる人嫌い。心を開くのが怖い。


お酒を飲んで出来るだけテンションを上げないと人と濃いコミュニケーションが取れない。だけどお酒を飲むと本当の自分がわからなくなる。
実際はこんな明るいやつじゃなくて、もっと根暗だ。


この自分のギャップと向き合うたびに折れそうになる。負けそうになる。
スンっとしてても心の中はいつも闇だ。
相談するのも得意じゃない。


だから、裏切られるのが怖い。
信じるのが怖い。だけど信じてしまう。
信じたらどこかで裏切られる前提でスタートをする。なんて嫌な人間なんだ。


もっともっと素直にひたむきに生きられたら楽だっただろうに。




自分が大嫌いだ。
でも、好きな人に好かれている自分は好きだ。



その間だけ、自分を肯定できる気がするよ。



頼る人は友達でもなく親でもなく、恋人だけ。
それだけ。