さて、先週は例年のごとくお盆の山陰遠征…ではなく帰省釣行を、「お盆は釣りをしちゃダメ」という言い伝えもガン無視で楽しみました。殺生しまくりです。
ただ今年は天気が悪すぎました!
帰省の2日前に台風が直撃し、その影響がとれてきたら再び雷と大雨が続き…
海は終始濁って荒れ模様でした。
まあ、今の広島のような被害が無いだけありがたいことだと思います。
そんな訳で、楽しみにしていたアコウ釣りや浜からのキス釣りはあまり出来ませんでした。
でも、こんな条件の時ほどよく釣れるターゲットも居ます。
例えばシーバス。
実家から徒歩10分のところを流れる川は、この度終始増水気味でド茶濁り状態。
小さくて汚い川なのですが、こんな条件の日はデイゲームのシーバスが楽しめます。
(実家からちょっと言ったところには大河川があり、この時期は上流でウェーディングして鮎着きのビッグシーバスが狙えるのですが、こちらは今回むしろ悪条件です。)
という事で、マヅメ中心に時間が空いたときにちょくちょく散歩ついでに竿を持ってルアーを放りに行きました。
お盆で家庭の用事もあるし、読んでおかないといけない資料の山はあるし-で何かと忙しかったのですが、そんな時にも1時間ほど遊ぶには丁度良いです。

釣果の方は…



と、他にも何本か釣れたのですが、何故か30cmクラスのチーバスばかりで、まともなサイズが全然釣れませんでした。
元々、デイゲームではあまり大きいのは釣れず50cm前後がこの川のアベレージなのですが(昔台風の後に93cmも出てるんですが…)、今年は何故か輪を掛けて小さい…
でも、セイゴでもトップにポコポコと出てくれるので楽しいです。釣りが出来ないよりマシです(笑)

川の中がサイズが悪すぎるので、ある日(昼間マゴチを釣った日)はこの川の河口の荒れたサーフに…
テトラに当たって砕ける波の中にミノーを泳がせると、ガツーンっと来ました!
狙い通り、銀白色の魚がエラ洗いします。


荒れる波の中ちゃんとヒラが喰ってくれたのは良いのですが、釣り上げたら存外に小さかった…もう15cmほど大きければ良いんですけどねえ…
徒歩でヒラスズキが釣れるなんて大阪じゃ考えられませんな(笑)
こんな感じで、お散歩チーバスフィッシングも楽しんでいました。
そんな訳で今回のお盆の帰省中の釣果をまとめると
・キス 23cmまでを50匹くらい(20cm超えは3匹であとはピンギス…)
・ハゼ 35匹くらい(20cmオーバーの大きなヒネが1匹)
・アコウ 30弱までを12本
・ガシラ 30弱までを7,8本
・シーバス 30cm級を4本、ミニセイゴを数本
・ヒラスズキ 44cmを1本
・マゴチ 52cmが1本
・キビレ 18~27cmが3枚
・チヌ 25cmが1枚
・ビールの空き缶(口掛かり)が1缶
何度も愚痴りますが、例年になく悪天候(雷雨)と海が荒れたせいで、やりたかったことが出来ず歯がゆい思いをしました。
キスは毎年200匹くらいは釣るのですが、今回は控えめです…
楽しみにしていたアコウ釣りも、最終日の日中釣りが出来て救われたものの、朝の雷雨が無く、早朝からエントリーできていたらもっと良いサイズが出ていたと思います。
それでも、結構良型のマゴチがラッキーで釣れたり、湾内とはいえお友達とキス釣りやハゼ釣りを楽しめたりと、楽しい夏休みでした。
山陰の魚影の濃さもさることながら、どの釣り場も実家から徒歩や車で10~30分ほどで行けて、色々な魚が釣れると言うことが、普段大阪で片道2時間掛けて釣りに行っている私からすれば天国です。
これも離れて分かる、故郷のありがたさですな(笑)
仕事があれば、こっちに帰りたかったんですけどね…

夏休み遊んでくれたお魚さん達に感謝です。