町田市小山ヶ丘の青柳ピアノ教室です。
ご覧いただきありがとうございます。


ピアノのハンマーを交換してから
もうすぐ一ヶ月。
いくらか音が鳴ってきました。


ハンマー交換についての記事はこちら

生徒さんにはピアノの修理があると
伝えてはいたものの
具体的にハンマー交換とは
あえてお伝えしませんでした。


交換後のピアノの感触や響きに
生徒さんたちがどんな反応をするのか
ひそかに楽しみにしていたのと


これを機にピアノの音が鳴るしくみを
知ってほしいと思ったからです。


レッスンにみえた生徒さん皆
2~3音弾くなり


ん??


と演奏中断(笑)


怪訝そうな顔をしながらも
続けてもらいました。


弾き終わるなり


「音がもこもこする」
「音がこもる感じ」
「なんかちがーう」


とみな口々に感想を。


そうです、ハンマー交換後のピアノは
左のペダル(弱音器)を踏んだのと同じで
こもった音の鳴り。
今ならドビュッシーの月の光が一番合うピアノw


ここで音の違いに気付いたら
音の鳴るしくみを簡単に説明し
前のハンマーをさわってもらいました。







ハンマーには鍵盤と同じように
番号が振られていて


01 一番低い弦
40 まん中のド
88 一番高い弦



大きさも違いますね。


新しいハンマーは
振り子のように反動をつけると
7往復ほどするのですが


以前のハンマーは
1~2往復程度。






ハンマーが7往復も動くということは
細かい動きがしやすく
トリルや連打などが弾きやすいのです。


一週ごとに音の鳴りが変わる
生ピアノ。
まさしく“生き物”のごとく
変化していく様子を
一緒に楽しめたらうれしいです。