こんにちは、くみこです照れ

前回のマヤ聖地への旅、

4年ぶりのグアテマラツアーの後編を書こうと思います。

 

ツアー前半は、アンティグア散策から始まり、

アティトラン湖周辺の村を巡り、

先住民シャーマン、ペドロ&ファビアナ夫妻のマヤセレモニーに参加したり、

チチカステナンゴで開かれるグアテマラ最大のメルカドを訪れるなど、

現地の人と関わりながらの楽しい旅が続きました。

 

カラフルなウイピルや腰ベルトが目を引きます

 

主食のトルティーヤ、焼き立てが美味しい!

 

 

後半は、グアテマラシティから飛行機でフローレスへ飛び、

古代マヤ遺跡やマヤナッツがたくさん自生している森など、

今回も魂が喜び震える場所へ向かいます。

 

まず最初に美保さんが必ずみんなを連れていく場所は、

美保さんにとっての魂の故郷でもあるヤシャ遺跡。

 

その広大な遺跡の敷地の中といっていいのか、

隣接している湖の対岸にトポシュテという島があります。
 

トポシュテ、現地の言葉でラモンという意味で、

まさに「マヤナッツの島」なのです。

 

ボートで島に渡ります

 

トポシュテの中の神殿

 

時空を超えた世界

 

 

4年前に行ったときに、不思議な流れでその島に渡ることになり、

美保さんも存在は知っていたけど、初めて行くことになったのは

その島に関係ある人がいたからと言っていました。

 

どうやらそれが私だったということが、その時はうっすらですが、

後々に偶然のように知らされたり、分かってきたことがありました。

 

私の過去生のひとつ、であることは間違いないようですが、

それはかなり悲壮な最期だったようで

 

やっぱり、あまり思い出したくないのかな

思い出そうとすると、胸が苦しくなるのです。

 

それでも「マヤナッツ」がここまで私を連れてきたということは、

何か意味があるはず。

 

私はただぼんやりと、

過去に起きたことを無理に思い出さなくとも、

その時の私は、自信をもって、自分の仕事に誇りをもっていたこと、

その感覚だけを思い出せばいいというようなことを、

以前、とあるヒーラーさんに言われたことを思い出していました。

 

そこで私は、神様に捧げる食べ物、植物を育てていました。

空(宇宙)と大地とつながり、神聖暦を重んじながら

自然と共に生きる人の営みを大切に生きていたひとりの少年は

ある事件がおこり、その責任を負って殺されたようです。

 

他人事のように想像はできます。

どこまでが事実で、どこまでが想像なのか、

もしかしたらすべてが想像なのかもしれないけど、

 

マヤナッツが導いてくれた今生の生き方がより良きものになれば

最終的にはいいのかなと思ってます。

 

何より、私はやはりマヤナッツが大好きで

マヤナッツに再び出会えたことが嬉しくて

マヤナッツパンを焼くことに誇りをもっているし

ひとつひとつ、祈りを込めて焼いている時間も

そのパンを必要な方に届けられることにも

この上なく幸せを感じているから。

 

ヤシャ遺跡の「赤い手の神殿」から眺めた夕日

 

 

そんな思い入れの深いヤシャ遺跡を後にし、

次に向かったのは世界遺産でもあるティカル遺跡。

 

 

ヤシャ遺跡とは違って、観光客らしき人が多くみられ、

敷地内も良い感じに人の手で整備されているのが分かります。

 

それでも野生のサルやハナグマ、リスやら、

タイミングが合えば姿を見せてくれるのは嬉しいですね。

 

ハナグマがたくさん!

 

 

広大な敷地内なので、ポイントを絞って散策したのですが、

 

今回は、スターウォーズの撮影場所にもなったという

ロストワールドのエリアと、

メインスポットともいえる4号神殿を目指しました。

 

ロストワールドに向かう途中

 

 

敷地内で一番高い4号神殿

前回(4年前)には早朝からティカル遺跡に出かけ、

4号神殿の最上階から朝日を見よう!と試みたのですが、

あえなく曇りで朝日は全然見えず・・・という結果に。

 

今回は日中に登ったので、

最上階からの絶景を心行くまで楽しめました。

 

その時一緒にいたのが、今回のツアーで一緒のNちゃん

素晴らしい料理人でもあり、ヒーラーでもあるNちゃんの一声で

「ここでグランディングしよう!」ということになり

彼女の誘導で

天と地を繋ぎ自分の中心をグランディングさせるというワークを

人目も気にせずやってしまいました。

 

ここはティカル遺跡の中で一番高い4号神殿の最上階・・・

人がたくさん集まり、みな眺望を楽しんでいるなか、

ふたりの日本人が何となくそぐわない行動をしているかも・・・

 

一瞬そんな思いが頭をよぎりましたが、

ここはもう思い切って流れに任せるしかないと、

周りをシャットアウトして集中、集中・・・

 

時間にして、十数分くらい、だったのかな?

終わってみたら、かなりの爽快感で、視界もくっきり、

頭もスッキリで、心地よさしか残ってなかったのです。

 

人目って思うほど気にしなくていいのね~ということもわかり、

良き体験ができました。

 

4号神殿の上でパチリ!

 

 

・・・と、実は、喜んでいたのは束の間で、

その晩から、Nちゃんと私は熱を出し、

謎に体調を崩していたのでした・・・

 

神殿の最上階であんなことしたから

身体がびっくりしちゃったみたいだね~と

ふたりの見解は同じでしたが、

デトックスが始まったと解釈しておこうということに。

 

そのデトックスはしばらく続き、

お陰でその後、残り数日の旅が半病人のような状態で

誠に残念なことになってしまいましたが、

 

それでも無事に帰ってこれただけでもよしで、

今回も充実の旅を終えることができました。

 

最後に訪れたのは、現地のマヤナッツ工場

マヤナッツの森で、芽が出て間もないマヤナッツの木

 

現地で飲んだマヤナッツスープ

 

 

 

グアテマラ、マヤの地はやはり、

私にとっても魂の故郷であり、大切な場所。

 

それでもこの時代に日本人として生まれてきた私にとっては

日本も大切な場所であり、

古代マヤと古代日本から伝わる叡智には

通じるものが大いにあると感じてます。

 

そのことを、マヤナッツであったり、

最近とても興味を惹かれてやまない日本のどんぐりだったり、

植物たちがたくさんのことを教えてくれている気がしています。

 

地球上に生きる全ての生命、営々と続く生命の営みを守ってきたのは

紛れもなく植物や目に見えない菌類であり、

古代に生きる人たちは誰に教わらなくても知っていたように思います。

 

全てが生かされている生命だと分かっているからこそ

争いもなく調和の世界が顕現できる。

 

今一度、その調和の世界を思い出し、

今の自分に何ができるのか

できることから始めたいと切に願うこの頃です。

 

今回もお読みくださり、ありがとうございました。