「世界と日本がわかる 国ぐにの歴史」シリーズのポルトガル編です。
ポルトガルと言えば、江戸時代の長崎出島、カステラ、
金平糖。
あっ、種子島の鉄砲伝来もですね。
古いお付き合いの国です。
間がぐ~んと飛んで、今なら、やっぱり
ロナウドかなぁ。
知らなすぎ。![]()
ということで、手に取りました。
ちなみに、カステラは、実はカステーリャ王国(現スペイン)のお菓子なんだそうです。
お隣さんですからね。
ポルトガル人が持って来ただけ。
いつの時代も、どの場所でも、隣同士は仲が
よろしくない。
というのは、このシリーズ本で学んできましたが、こちらもやはり……
でした。
勢力圏争いが絶えず、常に対立しています。
しかし、一度読んだだけでは、全然頭に入りませんでした。![]()
なので、以下、大雑把に紹介。
レコンキスタから大航海時代へ
キリスト教徒が領土を奪回しようとしたレコンキスタ(再征服運動)をはじめ、大航海時代に入ると、植民地をめぐりスペインとの勢力圏争いに、後にはオランダやイギリスも参入。
継承権をめぐってのクーデターありぃの、政略結婚
ありぃの、なんやかんやで、ずっと揉めてます。
読んでるだけでも、疲れます。![]()
リスボン大震災
そして、やっとスペインからの独立が認められたと思ったら、リスボン大震災です。
ヴォルテールが『カンディード』を書くきっかけとなった大地震です。
1755年11月1日発生した大地震の直後の火災は、6日間にわたりリスボンを
焼き尽くします。
津波は最大20メートルにもおよび、9割近くの建造物がなくなったとされています。
9割って凄いよね。
ほぼ、なにも残ってないってことやん。
阪神淡路大震災のとき、避難先の小学校の体育館から見た、火事で夕焼けのように染まった空を思い出すと、あれが6日も続くのかと思うと怖すぎです。
犠牲者も1万人を超え、絵画、書籍、美術品や公文書も、当然消失しました。
他人事やないだけに、恐ろしいです。
独裁政治による共和制?国家
やがて王政が終わりを告げて共和制に。
しかし、それも名ばかりで、実際は独裁政治です。
アフリカの植民地では独立運動が起こり、解放戦争が始まります。
どこを採ってもしんどい話ばかりです。
カーネーション革命
やっと一息つけたのが、「カーネーション革命」です。
1974年4月25日、若い将校たちによる無血革命により、約42年間にわたった独裁体制が崩壊します。
この反乱を起こした兵士たちに、感謝の意を表し、市井の人たちが銃口に赤いカーネーションを挿したことで、この名で呼ばれるのだそうです。
良いですねぇ。
そう言えば、ソ連の戦車の銃口にも、おばあさんが、赤い花
を挿している映像をTVのニュースで見たような記憶が。。。
あれは、ソ連崩壊前だったでしょうか。
とても解りやすい意思表示ですね。
今なら、ドローンに花束
を運んでもらうとかかなぁ。
【おまけ】
◆ヴェンセスラウ・デ・モラエス
ポルトガルの外交官で作家。
1889年来日し、神戸・大阪のポルトガル領事に就任。
日本人女性:おヨネと結婚。
おヨネが亡くなると、軍籍を離れ、外交官を辞任し、おヨネの故郷:徳島に移住し、おヨネの姪:コハルと暮らします。
日本に魅せられ、徳島の地に永眠するまで、著作で日本文化を世界に紹介し続けたそうです。
図書館検索したら、貸出不可で館内閲覧の資料が多くて、びっくり。
地元では、ラフカディオ・ハーンと同じくらい有名だったみたい。
知らんかった。![]()
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