『SUPER8』
僕たちは、ひとりじゃない。
監督:J.J.エイブラムス
出演:カイル・チャンドラー/エル・ファニング/ジョエル・コートニー/ガブリエル・バッソ/ノア・エメリッヒ/ロン・エルダード/ライリー・グリフィス/ライアン・リー/ザック・ミルズ
j.j.エイブラムスさんにはいっつもワタシの期待値をどんどん高めた挙句にすごくちっちゃな着地点に放り出されてキョトンとする展開なので、今回もある程度覚悟はしていた。
けど、
ヤレばデキるじゃ~ん!!!
そうだよ!開けてびっくり!!!みたいな謎解きはM.ナイト.シャラマンに任せておけばいいんだよ。
貨物車両が手裏剣みたいにとんできたり人が瞬時に消えたりするので、びっくりが苦手な方は要注意。
ワタシも思わず「うわっ」っと叫んでしまうことしばしば。映画は静かに鑑賞しましょう。
でも、この映画のメインはそこじゃないの。秘密主義が話題でもあったみたいだけど、ワタシみたいに前知識なんにも入れなくて映画を観るタイプにはあんまり関係ないし。
頻繁に起こる停電も振動するキューブも全てはゾンビ映画と恋と友情のためにあるんだよね。
主人公で目がキラキラしたジョー(ジョエル・コートニー)やサラサラヘアで真っ赤なほっぺのアリス(エル・ファニング)はもちろんキュートな事この上ないけれど、
頻繁に滝のような○ロを吐くマーティン(ガブリエル・バッソ)も、カメラに映らないところで必死に演技しているプレストン(ザック・ミルズ)もその矯正に果たして効果がでるといいねと本気で思わずにいられないケアリー(ライアン・リー)もみんなカワイイ。
そしてワタシの一番のお気に入りは監督チャールズ(ライリー・グリフィス)。何を見てもまず映画のことを考えてどこででもロケを敢行しようとするその行動力。現像屋の店員が姉の話題を出したときのあの苦々しく無表情な顔。ジョーとのケンカでもアリスへの恋心を暴露したかと思えば、結局プラモデルを爆発(映画のシーンに必要)させてくれないことへの怒りのほうが大きかったりとツボにはまりまくり。
彼らは常に一緒にいて、映画を作って、事件に巻き込まれて、映画を作って。
ワタシたちの年代にとってはSFもので設定が1970年代で主人公がティーンエイジャーとくれば懐かしさを覚えない人はいないはず。
J.J.エイブラムスはどうやら同じ年代で同じ映画に同じワクワクを感じたんだろうな~とひしひしと伝わってくる映画。ちょっと親近感。