映画「靖国」を観て | Edge of Chaos[カオスの縁]

映画「靖国」を観て

水曜日のレディスデーを利用して、映画を鑑賞してきました。

この映画は、レビューが非常に執筆し辛いので申し訳ありませんが。

映画館で観て頂きたいと言う一言に尽きます。


女性代議士が助成金を出すのは如何なものか?

とニュースになってました。

私は、観賞後騒がれるほどの映画なのか?と

その代議士に懐疑的な思いを持ちました。


「表現の自由」があれば、「上映の自由」「観賞することの自由」がある。

ただそれだけです。


高浪の私見ですが、

この映画は観客が映画を選択するのではなく、

映画「靖国」が観客を選択します。

まるで、宮沢賢治の「注文の多い料理店」のように。


貴方は、右翼なのか?左翼なのか?

台湾人なのか?中国人なのか?日本人なのか?

当事者なのか?旧日本帝国軍人なのか?

遺族なのか?被爆者なのか?


そして、歴史に造詣があるのか?と


観るもののすべてに知性と感性を問われるような映画。


そんな映画でした。


私は、この「靖国」を肯定も否定も出来ない

教養程度でホントお恥ずかしいです。

勉強不足を知らされますな、これは。

ホントに。


一点だけ気になったのは

浄土真宗の僧侶の父が戦死し、そのご子息(60代僧侶)のインタビューがある。

それが、編集でカットされて、ツナギになったのですが・・・

そのカットされたシーンが私は気になりました。


その彼の発言は何だったの?


LI YING監督教えてください。

暫く頭に残りそうです。


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