舞台『刀剣乱舞』
慈伝 日日の葉よ散るらむ〜



・公演を終えてみて率直な感想をお聞かせください。

楽しかったなー。
うん。楽しかった。

今回本番をする上での目標が「芝居の鮮度を保つこと」だったんです。

今作は本丸の日常が描かれた作品だったので、なるべく力を抜いてその瞬間を生きるよう心がけて本番に臨ませてもらっていました。


役は刀ですけど演じてるのは人間なので、その日の体の調子や心のありようって微妙に違ってくると思うんです。

それは自分だけじゃなくて共演者のみんなもそうで、楽屋での様子を見てても今日この人いつもより楽しそうだなとか、連日の公演で少し疲れてるのかなとか、その日によって見てて感じることが違うんです。

だから稽古でやってきたことはベースに置いた上でその日感じたことや自分の状態も乗せて本番に臨むことで鮮度を保つようにしていました。

60公演ありましたけど繰り返しって感覚はなく毎公演そこで起こる瞬間を楽しみながら本番を終えられました。




・役を演じてみての感想を教えてください

ムツとの出会いは大きかったと思います。

今回僕自身ムツに救われた瞬間がたくさんあって、さっき話したように連日公演をしていく中でどうしても気持ちが上がらない時ってあるんです。

その時に見てたのがムツの動画で、アニメのムツを自分の携帯で撮った動画を見たりムツのボイスを聞いてると自然と表情が和らいで気持ちが高まってくるんです。

彼のもつ圧倒的な陽な一面に僕自身力をもらっていたので、観に来てくださるお客様には僕がムツを見て感じたのと同じ気持ちになってほしいなと思って連日の公演に臨んでいました。

稽古場でも演出の末満さんから陰になる瞬間はいらないって演出を頂いたので今作僕にとっての大きなテーマの一つだったんじゃないかと思います。

実際稽古場でムツを作っていく段階で、僕ならネガティブに受け止めてしまうような相手からのセリフもムツなら前向きに受け止めるんじゃないかって演じると全部が楽しくなってきて、「うわっそういう解釈もできるんか」ってムツを通して今まで気付けなかった新しい自分の一面とも出会うことができました。

そう言った意味でもムツとの出会いは大きかったですし、これからの財産になるものだと思います。



・次作へ向けての思いをお聞かせください。

正直発表されるまで不安だったんです。

これまで鈴木拡樹さん、荒牧慶彦さん、和田雅成さん、他にもたくさんの先輩方が作り上げた刀ステの次作の座長を今作から出演の僕が務めさせてもらうことをお客様が知ったらどう思うんだろうって。

大千秋楽のカーテンコールが終わって次作の情報が発表される映像を袖の中で見ていたんです。
新作上演決定、文久土佐藩、陸奥守吉行、発表された瞬間のお客さんの反応があまりに大きすぎて安堵感からか思わず気持ちが溢れてしまいました。

今作できっと陸奥守吉行をお客様は受け入れてくださってるから、培ったものに自信を持って次作に向かおうって思えました。

その後まっきーさんとまさなりくんが頼んだよって肩に手を置いてくれて、楽屋でもみんなが頑張れって言ってくれました。

背負うものは大きいですけど、僕は背負おうとし過ぎるとダメになっちゃうのでどっしりできるよう冬に向けて準備します。



・ありがとうございました。

ありがとうございました。






公演を終えていろんな思いがぐるぐるしてたので整理するために昨晩自分にインタビューして自分のこととムツのことを中心に話して録音してみました。


ブログに載せようか迷ったけど次への決意表明も兼ねて載せさせてもらいます。




ふぅ。

言葉にして文字におこしてすっきりした!😊


今日からまた、冬に向けて日日を重ねます!!



東京 大阪 兵庫 東京凱旋 全60公演

ご来場、ライブビューイングのご視聴、連日のご声援、誠にありがとうございました!!!


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蒼木陣


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