WISH 44 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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研修で久しぶりに会った

大学の同級生たちと

お昼を一緒に食べた。

 


「俺、今年は6年生の副担だったんだけど、担任の先生が保護と付き合ってるのがばれて退職したんだよ。

保護者はシングルだから問題ないと思ったんだけどさ、他の保護者や生徒が以前から贔屓してるって問題にしたんだよ。

まぁ、確かにその子不登校でさ、

何度も自宅までいったり、

一緒に登校したりしてたから

贔屓してると思われるよな。」


「お互いフリーなら問題ないよな。

退職かよ…、もう教師には戻れないよな。」

 

 

僕と大野さんも担任と保護者だ。

でも知り合ったのはもっと前。

贔屓はしてない…つもりだ。

 

その前に僕も大野さんは男で…。

 

早く大野さんに会いたかったけど

同級生から聞いた話が気になって

こんな不安な気持ちでは会わないほうがいい。

 

約束してたから

”今日は行けなくなりました”