WISH 16 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
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必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

「ねぇ、斗真君、和さん。

智くんには内緒にしない。」

 

「うん、内緒にする。

ぼくがにのちゃん先生を

独り占めにするんだ。

さとちゃんには渡さないよ。」

 

「ふふっ、かくれんぼだね。」

 

「じゃぁ斗真君、にのちゃん先生

じゃなくて和さんって呼ぼうか。」

 

「和さん先生?」

 

「今は斗真君の先生じゃないから

和さんでいいよ。

にのちゃんでもいいよ。」

 

「にのちゃんはダメです。

智くんにばれちゃう。

潤、雅紀協力してくれよな。」

 

「なんか、おもしろそうだな。

リーダいつまで気づかないかな。

和、斗真くんと俺の部屋使って。

雅紀の部屋で泊まってもらうから。」


 

 斗真くんと遊んで

幼稚園の話もたくさん聞いて

こてんと寝てしまった。


布団に運んで思い出す。

お昼寝の時の斗真くんは

丸まって寝るんだよね。

今も丸まって寝てる。


がんばってるよね。

お母さんを亡くした斗真くんも

子育てしたことがなかった大野さんも。だから応援したかったんだ。


斗真くんの寝顔をみていたら

僕もうとうと眠ってた。


「和、風邪引くよ。」


「潤くん、みんなは?」


「雅紀のところで寝てるよ。」


「寝てるの?

じゃあ、寝顔見てこようかな。」


「かくれんぼするんだろ。」


「寝てるんだったら大丈夫でしよ。」



相葉さんの部屋で眠る

大野さん。


ふふっ、一緒に写真

とっちゃおうっと。


かくれんぼが終わったら

見せよう。


「大野さん、風邪引きますよ。」


そっと、タオルケットをかけた。