おかえり 47 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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1週間たって視力は回復した。

 でも僕の記憶はもどらないままだった。

 

「このまま、記憶が戻らないならこっちで一緒に暮らさないか。」

KAZUMAさんは僕の父。

KAZUMAさんは母さんが僕を産んだことを知らなかったから

今まで別々に暮らしてきたらしい。

 

「和くんはどうしたいの?」

 

「…わかんない。記憶がないならこっちで父さんと…。」

 

「ごめんね、潤君の家族の中に僕も入れてもらって。

これからは親子水入らずで…。」

 

「…智くんも待ってるよ。」

 

「何で智くん?智くんってこの間来てくれてた…。」

 

「二人、仲良かったから。幼稚園の頃からの付き合いだから…。」

 

「顔も覚えてないし…。」