JN病院物語42 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
プロフ画像が設定されている方
必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

「さとし、お母さんと橙也 くんがきたよ。怪我はしてないみたいだけど、橙也 くん、みどりちゃんの両親見てショックが大きいみたい。相葉さんに頼んでる。」

オペ室に向かうさとしを捕まえて二人の様子をつたえた。

「みどりちゃんのお父さんは駄目だった。お母さんを今から手術するけど厳しいな。」



患者さんの受け入れも終わり、センターも落ち着いて、橙也 くんとお母さんをのところに向かった。



橙也 くんは疲れたのかお母さんに抱かれて眠っていた。


「お母さん、疲れたでさしょう。お父さんには連絡しました?」


「そうね、連絡してくるわ。私達は帰ってもいいのね。」


「念のため診察を受けてからになりますが、今医師がみんな手がはなせなくて、もう少しあとになりそうです。」



お母さんから橙也 くんを預かる。

怖かったよね、あれっ?呼吸がおかしい!



「誰か来て!!救急カート!!」


僕の声を聞きつけて櫻井さんがきてくれた。



「呼吸が弱い、挿管しなくちゃ。」



「うちでは医師しかやっちゃいけないんだよ。」



「誰かこれるの?僕がする。大学病院では

看護師も研修うけてやってたから。

責任はとるよ、橙也 を助ける。」



「じゃあ、せめて智くんの指示もらいながら。」



「智くん、指示だして。橙也 くんに挿管が必要なんだ。医師が誰もいなくてにのちゃんが大学病院でやってたってから挿管するって。」



「電話スピーカーにして、かずできるか?



「やるよ、」


「頼んだぞ、かず!」