JN病院物語41 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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今日もさとしと一緒に出勤する。


更衣室で指輪をはずしてチェーンにとおしてキスをしてセンターにむかう。



救急から連絡
「大型トラックと乗用車の衝突事故で歩行者がかなりの数巻き込まれています。幼稚園の送迎で子供も何名か含まれています。何名受け入れられますか。」



「しょうちゃん、ベッドいくつある?」


「重体2  重症3  整形3  小児科3  軽症20う~ん30 !」


「山田くん、知念くんベッド転床するよ、患者さんにも説明して回って。師長さんから転床先連絡あったら各科に連絡して。」


にのちゃんがスタッフに指示を飛ばす。俺は院内にオレンジコードを知らせ協力を依頼し、受け入れ準備をする。


「松本!岡田と生田よびだして。外傷センターあけるぞ。かず、そっちが終わったら来てくれ。」



救急車が次々と運んでくる。


運ばれた子供を見たかずが

「さとし!みどりちゃんだ。橙也 くんと一緒に幼稚園行ってる子だよ!」



「にのちゃんの病院?パパとママは?橙也 とけいちゃんは?」


「一緒だったの?」


「幼稚園に行ってたの、橙也 が危ないって言ってからわかんない。」


次々に運ばれてくる患者さんを潤くんとトリアージしながら橙也 くんとお母さんを探す。


みどりちゃんは軽症で相葉さんに任せた。


「次が最後の救急車です。」


橙也 くんを抱いたお母さんが入ってきた。


「橙也 くん!お母さん!怪我は?」


「橙也 が気づいて、私を突き飛ばしてくれたから私は大丈夫よ。橙也 は……。」


お母さんに抱きついてる橙也 くんの顔色は悪く、血だらけだが怪我はないようだった。

「みどりちゃんの両親が跳ねられて橙也 に降ってきたの。」


「相葉さんのところに運んで。」