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法華経というお経に出てくる、嘘も方便の例に三車火宅というお話しがあります。
お金持ちの家が火事になっているのに、中にいる
子供たちは遊びに夢中で火事に気づきません。お父さんは子供たちが欲しがっていた「羊の車(ようしゃ)と鹿の車(ろくしゃ)と牛車(ごしゃ)の三車が門の外にある」といって、子供たちを導き出します。その後にさらに立派な大白牛車(だいびゃくごしゃ)を与えます。この物語のお金持ちのお父さんは仏で、火宅は苦しみの多い人間界、子供たちは我々凡人、羊車・鹿車・牛車の三車とは過去の仏の教えで、大白牛車は法華経を表しています。


ところでこの話を聞くといつも難破船のジョークを思い出してしまいます。
(もちろん話しの趣旨が違いますし、並べては不謹慎なんですが)

様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになる。それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、どのように声をかければいいか?
アメリカ人「今飛び込めばあなたは英雄ですよ」
ロシア人「海に落ちたウォッカの瓶はあなたのものです」
イタリア人「海に飛び込むと美女にもてますよ」
フランス人「決して海には飛び込まないでください」
イングランド人「イングランドが優勝しました」
スコットランド人「スコットランドがイングランドに勝利しました」
ドイツ人「規則ですから飛び込んでください」
日本人「みなさんもう先に飛び込んでいますよ」

どうやらこの船にはお釈迦さまが乗っていたようです。