お知らせ(11月3日)

 

秋に見直す。秋から始める。オンライン無料自習室オープン。(毎日21時半から23時半まで) 秋は、各学年とも重要単元が目白押しで、 塾を始めたり、 個人指導に切り替えたりするのに格好の時期です。集団、個別、動画等 さまざまな授業形式がありますが、入塾問 い合わせで、やる気はあるのに、 やっているのに力がつか ないという相談をよくいただきます。いくらいい授業を受けても、家できちんと復習して、自分で確認テストをして、理解できているかどうかを確認し、覚えるまで反復して繰り返さないとテストの時に得点に結びつきません。ポイントは、一人で毎日どんな勉強を積み重ねてゆけばよいかです。そのプロセスこそ伸びの差になって現れます。日々の目標を立て、やり切り、自分のペースで独学の勉強法を身につけた生徒が、加速度がつき、一番伸びてゆきます。私は、この理解定着までのプロセスに着目し、反復演習の教室としてオンライン自習室を開設しました。毎日2時間参加する必要はありません。30分でも参加することで、勉強習慣が身につき、自立学習になってゆきます。

 

お知らせ (10月1日)

 

ニュースや新聞等で、すでにご存知のことと存じますが、英検から9月29日に、準2級と2級の間に新たな級を新設するという発表がありました。2025年度から実施されます。詳しくは、英検の発表を待つしかありませんが、塾で教える私としては、生徒の今の英語力を把握し、生徒へのきめ細かな対応こそが、合格に直結するという感じがいたします。継続は力なりと申しますが、大学受験を睨み、いつまでに取得すべきかが重要になってくるように思えます。英検からの詳しい内容の発表があり次第、新しい級に向けての当塾の指導内容、指導方針をご提案申し上げたいと考えております。新設される級につきまして、詳しくは英検HPでご確認いただきますようお願いいたします。

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お知らせ (8月11日)

 

先月、英検より、2024年度から長文が減り、英作文が増えるという変更が発表されました。今後ますます発信力の強化が必要になってくると思います。

山口から東京の生徒に受験や英検が指導できるのかとお考えになる方もいらっしゃることと思います。確かに一般入試での私立難関校や医学部受験、また国公立の2次試験は、入試問題の特色や癖を知り尽くした地元の塾や予備校で、切磋琢磨し競い合うのがよいと思います。その一方で、近年「年内入試」と言われ、推薦入試が過半数を上回ったり、共通テストや英検の結果が一般入試に利用できたり、大学入試自体が以前に比べ、大きく様変わりしつつあります。さらに、今回の英検の一部変更の発表により、英検2級を早めに取得し、準1級を目指す生徒が、今後ますます増えてゆきそうに思います。
そこで私は当塾の今後の新たなる指導方針として、4つご提案したいと思います。

 

まず第一は、英検準1級を無理なく目指そうです。
英検は出題形式がよく似ています。そのため、3級をめざして過去問を解くことが、3級合格のためだけでなく、将来受験することになる2級や準1級にも役立ちます。英検の受験日が迫ってきてから急に対策をするのではなく、普段から英検過去問を解くようにすれば、出題形式や時間のペース配分がわかってきます。3級対策で解説に載っていた解き方が、準2級でも生かせることがわかります。授業中に私と一緒に解いてみることで、家庭学習での進め方がわかってきます。また、当塾では2次対策も十分に実施します。授業後にラインで、次回の予定確認と自主的にやって欲しい宿題を指示します。普段から英検対策を計画的に進めることで、準1級レベルに無理なく早めに到達することが可能になります。

 

第2は、共通テストで8割を目指そうです。
生徒から、初見の長文が読めないとか、リスニングが聞き取れないという相談を受けることがあります。私は、「音読不足が原因。方法論とかに拘らず、シャドーイングで毎日音読特訓」と助言しています。ネイティブの先生の声に合わせて読みながらシャドーイングを積み重ねることで、先生の読み方を丸ごと真似て読むようになり、リズムで読む、リズムで聴くことを意識するようになり、自然と英語のリズムが身に付きます。リズムに慣れると、英文は、一定の速度で読まれていることにも気付くはずです。そのため初見の長文を読む際に、ネイティブの先生なら、どんな風に読むかなと考えるだけで、引いたり構えたりすることなく、自分で身につけた自分の読み方で読み進めてゆけるようになります。また、リスニングも出題形式や速さは把握してますので、不安を感じることなく、落ち着いて試験に挑めます。
長文が苦手という生徒は、音読しても声に勢いがありません。いきなりシャドーイングも無理がありますし、続きません。私と一緒に易しい長文から読み始め、積み重ねてゆくと、知識だけでなく自信も付いてきますので、声に勢いが出てきます。と同時に、もっとうまく読めるようになりたい。とか、ネイティブの先生ならどんな風に読むかなと思うはずです。必要性を感じてシャドーイングを行えば、効果てきめんですし継続します。

シャドーイングがうまくなった生徒は、間を大切にします。間を入れながら読めば、疲れませんし、気持ち的に時間的に余裕が生まれます。この余裕こそが、どんどん問題を解き裁いてゆき、即、得点力に直結し、8割できたを可能にします。

 

第3は、電子辞書を活用しようです。入塾問い合わせ等で私の感じることですが、とにかく意欲的な生徒は、どんどん解いて先に進めています。最近では、中3で英検2級、高2で準1級を目指す生徒が増えてきたように思います。またその中には塾に行かずに、独学で勉強している生徒も、かなり含まれているはずです。その要因は、CBTの利用で受験回数が増えたこと。そして自学自習教材が充実してきて、家庭での対策で十分に合格レベルに到達できるようになったこと等ではないでしょうか。その一方で「2級は自分でやって2回続けて不合格だった。やはりこのあたりで先生が必要かなと感じて、親と相談して決めた」という当塾での入塾ケースがあります。
私は、英作文と2次試験を苦手とする生徒に電子辞書の活用を勧めています。黙って考えていると時間ばかりが過ぎて何も思いつきませんが、検索機能を使えば、自分の言いたい表現がすぐに見つかります。私は、思い付いたらいきなり書くのではなく、まずメモ程度に下書きしてそれから書き始めるように指導しています。電子辞書を活用して練習すれば、単語単位ではなく、フレーズで覚えるようになります。さらに英語独特の表現や言い回しに慣れて使いこなせるようになります。フレーズをたくさん身につけることが、表現をなめらかにさせますので、2次のスピーキングにおいても、まさに日本語より先に英語が飛び出してくるようになります。
また加えて、2024年度より新たに加わる英作文では、英語の文章を読んで、その内容を決められた語数で要約するという形式とEメールに対する返信ですが、このような問題形式でも、適切なフレーズの運用力が決め手となってくるように思います。英検HPによれば、英作文は、内容、文構成、語彙、文法の4つの観点から各項目ごとに採点されるとなってます。生徒には、まず、自分で書いてみてたくさんの模範解答を読むだけでなく、実際に書き写してみるようにすすめています。長い文にならないように、適切なフレーズを選びながらつかいこなすことが、英語の運用力を飛躍的に高めてゆきます。我流の英文から相手にすぐに伝わる英文に変わってゆきます。できるだけ手本となる英文を真似ることです。電子辞書を活用して、フレーズを意識した短文で、スマートな英文が書けるようになると、流れるように論理の展開がなめらかで、1本芯の通った文章になり、納得のゆく高得点となります。

 

最後に4つめにまとめとして、自学自習を目指そうです。準1級を高2までに取得するためには、その基礎となる高校英文法の早期完成が不可欠です。また、単元別演習に加えて、基礎から長文演習を積み重ねると、考えて解く柔軟な思考力が養成され、600語を越える共通テストでも、気後れせずに立ち向かってゆく強い自信がついてきます。これからの受験英語には、自分で調べて自分で進めるという自分独自の勉強法が必要であると思います。できる生徒は、自分でどんどん先に進めています。自分の弱点を知ることが偏差値を伸ばす。できる生徒はその事を知ってます。模試結果の解答解説とデータ表を見て原因を分析し、対策を練ることを怠りません。中学生の場合は、定期テストの答案返却後、しばらくしてデータ表が配布されます。どこができたか、どこで差がついたか、私はデータ表の得点分布と正答率を見ながら生徒と一緒に考えます。正答率が高くて自分ができていないと「本当はここはできてた。時間がなかった」と言います。他のみんながテストまでどんな勉強をしていたのかがおぼろげながらわかります。家での仕込みの時間を十分に確保すべきです。私は生徒に、わからないところは、書画カメラとホワイトボードで、とことん丁寧に教えるので、わかるところは、自分でどんどん先に進めるように言ってます。私は、勉強のやり方をアドバイスします。まず、読めること。何度も読んでゆくうちに意味も覚えますし、書けるようになります。知識が増えてくると自信がついてきますので、あせりや危機感は無くなります。ここは自分でできそうだ。ここは塾で一緒にやりたいと目的意識を持つと、勉強が落ち着いてきます。自分で目標に向けて計画が立てやすくなり、毎日実践することで自学自習になってゆきます。

高校生もシャドーイングを旨とすべしというところは変わりませんが、市販の教材も塾の教材も最近のものはCDと解説動画が付いているものが多いです。自分1人で計画的に進められます。特にテキストの最後の例文一覧を効果的に使えば、文法のポイントはしっかりと定着します。私は生徒にシャドーイングで例文一覧を丸暗記するようにすすめています。no more than, no less than, と覚えても、試験の時はうまく解けないことがあります。生徒は「覚えたんだけど、出てこなかった」と言います。そこで、その生徒にシャドーイングをすすめたところ、次の試験では関係詞が中心でしたが、十分な結果を出してきました。「やはりお手本があった方がやり易い」と答えてくれました。シャドーイングでは、丸ごと真似ることで英語のリズムが自然と身に付き、我流の英語から正しく通じる英語に変わってきますので、思い出し易くなるのだと思います。よく4技能を読むと聞く。書くと話す。という2つにまとめて説明されますが、私は重要暗記例文をシャドーイングして、その後覚えている例文を書いてみるように指導しています。講義を聞くだけでは表現力は伸びません。常に自分の英語力がどのレベルにあるかテストして確認することが必要です。そこで、毎日、口頭英作文による確認テストを行えば、まだ覚えてないこと、これから覚えなければならないところが、明確になってきます。自分で信頼できる教材をしっかりと解きこなしてゆくことで、効率的な勉強法となり、本物の受験生になってゆくはずです。更なる高みをめざし、生徒のやる気と努力が、満足のゆく結果に結びつくよう、私も精一杯支援してゆきたいと考えております