指導方針 「生徒を引っ張ってゆく力」で勝負します

 

中1


高校入試にとどまらず大学入試に向けての基礎力を養成してゆきます。スタートダッシュで勝負です。習ったことを自由自在に使いこなせる表現力を身につけさせます。テキストよりもむしろ、ノートによる添削指導に大半の時間をかけて行います。I have a pen.  I want a pen.  I need a pen. というふうに、英語を日本語に直さず、そのまま理解するよう指導しています。同時に、手紙文に対する返事の手紙を書かせるなど、コミュニケーション能力を身につけさせます。何が問われているのか、どのように答えればよいのかをまず指摘させ、なるべく短文で書くよう指導しています。また、リスニングも日々の家庭学習にうまく取り入れるよう指導しています。内容面では特に4つのS(3単現、複数形、所有格、所有代名詞)に着目します。2学期までに中1内容を完成させ、3学期は中1内容の復習とさらに中2前半内容まで指導します。

中2

中学2年生は、マラソンでいえば、ちょうど折り返し地点にあたります。これまで学習してきたことをしっかりと身につけ、同時にラストスパートに向けての応用力、実践力を身につけてゆかねばなりません。しかも中2内容で英語をつまずいてしまえば、あとあと大学受験までひびいてゆきます。それだけ、中2内容には重要な事項がぎっしりとつまっています。中2内容を理解することの有無がその先の英語力を飛躍的にアップさせるか苦手科目のまま引きずってゆくかの境目となります。そのため、まず中1内容の総復習を時間をかけてしっかりと行います。その上で中2内容を中1内容とからめながら進めてゆきます。いたずらに先へ進むばかりでなく、しっかりとした実力として定着し、英語が得意科目となるよう、この1年間をかけて徹底的に鍛え上げてゆきます。中1の成績を維持し、さらに伸ばしたいと望む生徒にも、中1でスタートが出遅れた生徒にも格好のコースとなること受け合いです。

《国私立内部進学コース》応用発展力を身につけるために高度な問題にも積極的に取り組んでゆきます。3学期までに中3までの全範囲を一通り終了し、重要単元については繰り返し学習し、英検3級をめざします。

《高校受験コース》中1の復習にも十分に時間を割きながら進めてゆきます。一度習ったことは忘れないように反復学習をこころがけ、中3に向けての受験英語の土台を築きます。

中3

私がぜひとも中3までに身につけてほしいと願うことは、自立学習です。まわりや自分に対する甘えを捨て、自らの力でものにしてゆこうとする意欲です。しかし、ひたすら解くだけでは英語は伸びてゆきません。実力を得点に結びつけ、得点力をアップさせることが肝心です。要領とかテクニックとかいわれていますが、パターンごとに整理された教材を、私との添削指導によって、数多く解きこなすうちに、自ずと解くコツが身につきます。英語に自信がつき、やる気になることが第一だと思います。栄冠を勝ち取るまで責任をもって指導し、励まし続けてゆきます。

《国私立内部進学コース》前半は中3内容の総復習。秋以降は内部テストに備えての万全な対策をおこないます。入試演習をアレンジした演習プリントを使用し、高校から入学してくる外部生にも決して負けないだけの実践力を養成します。また、高校内容の先取り学習もおこない、英検準2級をめざします。一足先に大学受験に照準を据えたコースです。

《高校受験コース》これから本格的に受験勉強を始めようとする生徒にも、十分配慮した年間カリキュラムを個々に作成します。中3内容と平行して中1中2の総復習をおこない、得点力のアップをめざします。入試演習に移る前に十分な演習トレーニングをおこないますので、不安やあせりを感じることなく、じっくりと受験勉強に取り組めます。

高1

大学入試では、文系・理系を問わず英語が合否を左右します。現役合格のためには、先手必勝です。計画性と実行力で勝負です。これまでの中学英語を大学入試のための基礎英語としてとらえなおし、根底から徹底的に鍛え上げてゆきます。テキスト、演習プリント以外に毎回の単語・熟語テスト、弱点補強のため基本文法事項の総復習を兼ねた課題プリント、総合力アップをめざし、実践的なセンスを磨きあげるために頻繁な小テスト実施、その他、基礎長文演習等かなりの根気強さが要求されますが、この一年をかけて大学入試に向けての基礎英語を完成させます。

高2

私の指導経験から申しますと、多くの進学校では、高3になると教科書と併用して、入試の過去問を元に編集された問題集を用いての演習形式の授業に移行します。高3になって、受験生としてよいスタートを切るためには、この1年間でしっかりと十分に知識分野の仕込みを行うことが大切です。当塾では、塾専用教材と市販の教材をうまく組み合わせ、計画的に知識分野の仕込みを行います。また、入試演習を想定した応用発展問題にも果敢に取り組み、これから何を覚え込み、どのような長文を読み込んでゆけばよいのかを自覚させ、目標到達度チェック表を用いて、実践させます。

高3

いよいよ受験生本番です。夏を征するものは入試を征すと申します。知識の仕込みは受験直前まで続きますが、夏までにできるだけ多くの知識を仕込むことが、秋以降の模試の結果にも表れますし、志望校への現役合格につながります。そのため、夏までは徹底的な知識の仕込みとそのチェックです。文法中心の授業です。単元別のポイント整理と弱点補強、重要構文の反復演習を中心に授業を行い、毎回50題のイディオム演習を行います。長文読解は、苦手なテーマで引いてしまわないように、標準レベルのさまざまなテーマの長文を読み込んでゆきます。秋以降は夏までに蓄えた知識の一層の充実をはかり、またその知識がフルに発揮され、模試での得点力アップに結び付くよう、長文演習中心の授業になります。さらに、11月中旬からはセンター対策と志望校に向けた実物演習も授業に組み込んでゆきます。第一志望に見事合格できるよう、全力でひっぱってゆき、励まし続けてゆきます。

 

卒業生(Q&Aからの抜粋です)

 

Q6 高3の夏までは、まるで部活のために通学するような生活をしておりまして、その後、受験勉強に取り組みましたが、志望校に合格できず、再チャレンジすることになりました。本人は「英語が解けなかった、考えが甘かった」と申しております。親としては、やっと本気になってくれた、と思いますが、うまくゆくか不安にも感じます。いかがでしょうか

 

A  絶対的な勉強量の不足が原因、と本人が自覚しているのであれば、単語・熟語・構文を計画的に仕込んでゆくことで、着実なステップアップをめざします。秋以降の模試において、しっかりと結果を出してゆくことが志望校合格に直結します。よく、夏までは仕込み、秋からは追い込みと申しますが、この一年間は、効果的な時間の使い方と勉強法で勝負です。私は受験生に「まわりに振り回されず、自分の受験英語を築きあげなさい」とアドバイスしています。そのために、今覚え込むべきことを後に回さず、今おぼえこませています。今を大切にして、仕込みとチェックを積み重ねてゆけば、不安やあせりを感じることなく、落ち着いて受験勉強に取り組め、力をつけるとともに自信が沸き、自分の勉強法とペースがつかめます。また、その力は秋以降の模試で十分に発揮されます。秋なかば以降の入試演習においても、再度構文の総整理を行います。英語が伸びてゆくことが実感できますし、受験まで緊張感を絶やさず、意欲的に受験英語に取り組むことができます。

 

 また新たに、最近では通信制高校に在籍しサポート校に通いながら高卒資格と大学受験を目指す生徒の保護者の方からお問い合わせをいただくようになりました。近年サポート高に通う生徒数が一段と増加傾向にあります。当塾では、全日制高校生と同じく指導します。具体例を挙げますと「中学の基礎の基礎から指導して欲しい」というご要望をこれまで数件いただきました。その場合、4級からの段階的な英検取得を目先の目標として大学受験に向け指導してまいります。