新たな春、新たな飛躍、春こそきっかけをつかむチャンス。新しい春を迎え新しい学年になることを機に、今の受験勉強を見直してみてはいかがでしょうか?近年よく年内入試と言われますが、各大学が推薦枠を増やし、一般入試枠を減らし、また定員枠以上に合格者を出さなくなり、大学入試自体も大きく様変わりしつつあるように思います。
しかし、それでも24年現在のところ大半の受験生は、一般入試です。最近では、共通テストと一般受験に向けて、早めに準備を始めたが、一向に成績が上向いてこない。本人の意欲の問題もあるが、何をどのようにして勉強すればよいかアドバイスしてほしいというご要望をいただきます。また偏差値55から60辺りを行ったり来たりして、伸び悩みを感じている生徒で、上位校を受験
するにはどんな勉強をすればよいかという内容のご相談をいただきます。これまで順調に伸びていてもだんだん難しくなってゆきますので、同じスピードで消化しようとすれば、無理が生じます。その時に、ここは時間のかかるところだ。無理せずに毎日復習して仕込んでゆこうという気持ちで取り組めば、次第に馴染んできて使いこなせるようになり、実力として定着します。
私がご提案したい勉強法は、ズバリ、自宅での音読です。繰り返しの音読で溜めができて定着します。しっかりと溜めを作ることが新たなる飛躍への土台となります。伸び悩みは次のステップへの準備期間と考えるべきです。体験授業の際に、教科書とか長文テキストを音読していただきますが、とにかく英語が苦手とか伸び悩みという生徒は、読めないです。また、すぐに疲れて続きが読めなくなります。普段の音読不足は、定期テストや模試での時間不足という原因にもなります。また、普段の音読の習慣を付けると、おそらく消化しやすくなるため、新しい単語や文法を受け入れやすくなるのではないかと思います。実際には私との授業のペースが速くなります。英文を読みながら今何をやっているか、次に何をすべきかがわかるからだと思います。授業が滑らかになりますし、私は、これから計画を立てて実行してゆく自立型勉強法を指導します。習うから調べる勉強法への転換です。自分独自の勉強スタイルが確立されてゆき、取り込み方が上手くなり、効率的な勉強法になります。
塾に通うきっかけとして、自分一人でやろうとしても、なかなか先に進まない、塾で習った方が効率的だし、自分を励ましてくれる先生がいるし、安心感や自信も生まれるなどがあると思います。当塾でも、やはり通塾に時間をかけてでも対面がいいという理由で退塾される方もいます。
しかし、私が高田馬場で対面をやりながら、オンライン授業でもやってゆけると確信が持てたのは、教材面の充実です。コロナ禍で自宅学習が主体となったこともあり、市販教材も塾用教材も自学自習型教材の種類が増えました。現在においてもこの勢いは止まらず毎年のように新刊、改訂版が発売されています。やはり需要があるからではないでしょうか。自分の勉強スタイルが確立している生徒は、これらの教材を自分の受験勉強にうまく活用して、ますます伸びてゆきます。
私は、これらの教材で生徒と読み合わせを行います。あらかじめ次に何を学ぶかがテキストに書いてありますし、教え忘れや教え残しも生じませんので、生徒に安心感を与えるはずです。私は、ポイントを解説するだけでなく、わからないところを自分で調べて解決する方法や、ポイントのノートへのまとめ方を指導します。生徒はその都度読み合わせを止めて質問できますし、生徒のペースで進められます。勉強の要領を飲み込むと、次第に私の手から離れて自立学習になります。毎日の音読を大切にすることが、自分の英語を磨いて自分を支えることがわかってきます。自分の歩みを振り返って客観的に見ることで、自分はもっとどんな勉強をしなければいけないかがわかってきます。毎日英文音読を心がけ、また、この問題集を解かなければならないという思いで解くことが、集中力を高めて、問題処理能力を高めてゆきます。
当塾の今年度の新たな試みをまとめました。ご検討願います。よろしければ、ライン登録のうえ、お気軽にお問い合わせ願います。

(1)80分から正味60分+調整10分。
80分授業が長く感じるという生徒がいます。そこで60分みっちりやって、後は宿題の指示とか次回以降の予定とか、また通信環境がいつも良好とは限りませんので、調整10分としました。当塾オンライン自習室の毎日活用をお勧めします。

(2)月極めから回数制
これまでは、振り替えとかテスト対策で前倒しでやるとかライン連絡で承認いただいておりましたが、今後は、回数で管理しますので振り替えが無くなります。また、定期テスト、英検対策で回数を増やすことも可能です。むやみに回数を増やしたりすることはしませんので、ご安心ください。また、当日直前のキャンセルもカウントしません。翌月、テスト前、夏休み等に回数を増やすこともできます。できれば週1回ペースで受講いただきたいと思います。

(3)5回で1セット22000円
これまでは、80分で月4回、または6回でしたが、あるお母様のご提案により60分X8回で授業をしたところ、生徒は教科書が読めるようになり、それがテスト結果にも現れて、本人は自信を持つようになりました。音読中心なら、回数を増やした方が読めるようになりますし慣れます。しかし他の生徒は月8回は多いという意見でした。そこで今年度から正味60分+調整10分で5回セットで統一します。後はオンライン自習室でフォローします。

(4)毎日午後9時半より11時半までオンライン自習室実施
私は、音読したり、テキストの解説を読んだり、私の説明を聞いたりする時間と、黙々と問題を解く時間をはっきりと分けようと考えました。スマホでオンライン自習室と検索するとたくさん見つかります。当塾の自習室の特徴は、内部生のみ。使用料無料。私への報告義務不要。入退室自由。教科も内容も何をやるかも自由。顔出し不要。アバターとかニックネームで入室可。音声はミュートにして、私との質問、相談はラインでおこないます。60分授業では短い、また回数を増やしたいという生徒は、まず自習室で黙々と解いてほしいと思います。

(5)生徒の学習管理と自習室管理のため、1日3コマ全定員18名限定にします。基本週1回で、5時、6時半、8時開始です。毎週コマの調整をしますので、その都度変更もできます。テスト前等日曜日も授業、自習室実施。

(6)授業の進行イメージとしては、1対1の対面授業とか家庭教師のオンライン版とお考えください。しかし当塾では、黙って問題を解く時間を設けません。1対1でいくら声を出しても大丈夫であることを利用して、どんどん読ませていきます。生徒は、意味のまとまりごとにスラッシュ/を入れながら、フレーズを意識しながら読んでゆきます。次第に戻り読みをしなくても内容が把握できるようになり、またリスニングにおいても聞き取りやすくなります。さらに、英文はフレーズの組み合わせであることがわかってきますので、英作文においても、これまで音読して覚えこんだフレーズで英文を組み立てるようになります。
できる生徒は、家でもうひと頑張りしています。本当の勉強は、押し付けられたものではなく、自分からやるものだという、毎日やり切る勉強法が身についています。
自分の勉強スタイルを持ち、目先の努力目標を立てて、目標突破を積み重ねてゆくことで、自信と実力をつけて強い受験生に成長してゆきます。