例文活用力UP!! 伸ばすきっかけが、つかめます。


これまでの文法の授業は、板書で導入解説 → テキストでポイント整理 → 問題演習 → 添削解説という流れでしたが、新たな試みとして、各単元ごとにポイントをまとめた例文集プリント(基本編と応用編)を作成しました。問題演習に移る前に、この例文集プリントを用いて再度ポイント整理をおこないます。同じポイントが、何回か繰り返し出てくるように作成しました。また問題演習の際にも、例文集をそばに置いて反復演習をおこないます。私は生徒に「例文集から仲間を見つけなさい」と申しております。数多くの例文に触れ、ポイントがつかめれば、わかる、自力で解けることが実感できます。
さらに家庭学習においても、学校の教科書、塾の授業内容、この例文集、市販の参考書などを元に、重要と思う英文を書き抜き、自習ノートを作成するよう指導しています。はじめは同じポイントの例文を羅列したり、解説や日本語訳も書いたりしてきます。私は、暗記し継続できるように、英文のみを適量書いてくるようアドバイスしています。回を重ねるごとに、スッキリと整理され、いわば自身の拠り所ともいえる自習ノートになってゆきます。自分でポイントを整理し、使いこなせる習慣を身につければ、表現力が豊かになり、得点力に直結し、伸ばすきっかけがつかめます。

 

本物志向の英語塾を目指します

以前ある勉強会に出席した際、講師の先生より「作業になるな。サービスを心がけよ。」と題してお話しをいただきました。受け手側にとって不満や不安を解消させることが第一、それが満足のゆくサービスにつながると再三強調しておられました。
「こんな授業をしてほしい」「やる気はあっても思うように勉強がはかどらない」「授業はわかるが得点に結びつかない」平素の英語学習に対してそのようなお気持ちをお持ちの方もいらっしゃることと思います。自分に合った勉強法が確立されると、家庭でも勉強するようになり、おもしろいように伸びてゆくのが英語です。私は生徒との対話を重視しています。学校の進度や家庭学習の様子などを伺いながら、着実なステップアップをめざします。生徒本人や保護者の方から「家でも勉強するようになりました。」といわれることが、私にとってなによりの励みになります。またその信頼関係こそが私の塾の礎です。習ったことをしっかりと自分のものにして、生徒自らも意欲的に英語学習に励めるよう、対話を重ねながら全力でひっぱってゆきます。

 

勉強のやり方を教えます。

これも、ある勉強会で教えていただいた内容ですが、「社員の発表力を伸ばせ」と題してお話をいただきました。「まず、相手のことを認めることが第一。仕事ではなく、仕事のやり方を教えろ。命令調にならずアドバイスするつもりで。また、定期的に発表会を開き、イメージのすり合わせを行うこと。全体像が見えてくるだけでなく、本人のスキルアップにもつながり、成果の向上が期待できる。」そして最後に「質を高めてゆくことが、生産性を飛躍的にアップさせる。」と締めくくっておられました。
私は、生徒に勉強のやり方を教えます「難しい単語は出ていないのに、内容が把握できない」と長文に苦手意識を持った生徒には、スラッシュ /リーディングを教えます。しばらく回を重ねてゆくうちに、意味のまとまりごとに/を入れ、まとめながら読めるようになり、力がついてきたことが実感できます。また、さらに単語熟語も、どんどん仕込んでゆこうという意欲にもつながります。
私は塾の真価は「生徒を引っ張ってゆく力」で問われるものと思います。志望校合格のためには本人の努力は不可欠ですが、勉強のやり方を教え、進度と内容をチェックし、弱点補強を行い、アドバイスすれば、早く正確に解けるようになり、学習量が大幅に増加します。「これだけの量を解き、覚え込んできたんだ。」という積み重ねの裏付けがあってこそ、難関校にチャレンジしようと、やる気になり、本気になります。