おはようございます

歯科衛生士の礒野です

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前回
フッ素 パート1 でお話させて頂いた続きの内容になります。
今回はなぜ、虫歯になるのか??
脱灰と再石灰化についてお話したいと思います

ちょっと難しいかもしれませんが、ここが理解出来ると虫歯予防に非常に有利です!!

この図 は、プラーク(歯垢)の中のPH濃度を測定したものです。
縦軸がPH、横軸が時間でAM8:00~PM8:00までの口腔内の状態です。
・上の図が1日3食+おやつ(間食)1回
・下の図がだらだら食い
PH7が中性で、お口の中はPH6.8でほぼ中性(図の緑色点線部分)と言えるでしょう。
しかし、飲食後お口の中では食物中の糖を一斉に細菌が分解し、酸を出すことによって数分でPH 4.5~5.5の酸性(図の赤色の部分)になってしまうのです


食べ物を摂ると口の中の虫歯菌は、その中に含まれる糖から酸を作り出します。
その酸が歯の表面を溶かします。
これが…脱灰です

(赤色の部分)
歯が溶けている…いわば初期の虫歯状態です


酸が作られているので、この時口の中は酸性に傾きます。
その後時間が経つと唾液の中に豊富に含まれるカルシウムやリン酸といった成分が脱灰によって失われた部分を補充して元の状態に戻してくれます。
自力で初期の虫歯を修復しているのです。
これが…再石灰化です

(水色の部分)
同時に唾液は酸を中和する働きをもち、口の中は中性へと近づいていき脱灰から回復します

このように私達は食べ物を摂るたびに、口の中で脱灰と再石灰化を繰り返しています。
脱灰の量と再石灰化の量がバランスが取れていれば歯は健康な状態に保たれます。
しかし、上記の下図のように だらだら食い や 甘い食べ物や飲み物 を多く摂るなど脱灰が多くなると再石灰化による修復が間に合わなくなり、やがて歯に穴があき虫歯になってしまいます。
恐ろしいですよね…

反対に再石灰化のほうが多い場合は強く丈夫になります

このような脱灰と再石灰化について知る事で、日頃予防の為に行わなければいけない事は何なのかおわかり頂けたかと思います

では、次回は日頃予防の為に何をすべきか?? フッ素パート3です

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