こんにちは
理学療法士/方眼ノートトレーナー
1型糖尿病の子を持つ二児の母
青木宏美です

毎度のごとく、だいぶすぎてしまいましたが
(書きかけブログが実は沢山…)
皆さんにお聞きします。
2月14日はなんの日でしょう?
世間ではもちろんバレンタインデー

でもこの日は昨年から、我が家にとって
新たな記念日となった日。
それは、
息子の1型糖尿病発症時の
退院記念日。
小学1年生の1月末に1型糖尿病の診断で
人生初の入院をした息子。
幼いながらに入院中のインスリン自己注射を頑張って習得。
息子の頑張りにより、主治医の先生から「インスリンの扱いは中学生並み」と太鼓判を押してもらって、当初の予定より4日早く退院した日。
入院中、幼い息子にはなかなか過酷な病院の献立。
普段食べなれないメニューも
退院したい一心で泣きながら食べて
食べ物の映像が流れるたびに
「食べたい」と泣いていた息子。
最終日の朝食に“ししゃも”が出てあ
声を出して大喜びした息子。
退院した日に
「来年の2月14日は退院記念に好きなもの食べる!!」
そう息子が制定したのが
“退院記念日”なんです。
これの何がすごいって
一生向き合わなければならない病気になって
まだ不安がたくさんあるなか
“1年後に自分にご褒美の日を作る”
それってつまり、
自ら1年間という一つのゴールを決めて
頑張る決意を固めたということ。
そして、それを自らご褒美を設定して
そのモチベーションを維持しようとしていること。
方眼ノート講座でもよく出てくる
“ゴール設定”
講座の中ではノートを介して自分自身の欲しい未来との対話やそこに向けた道筋を立てるワークをお伝えしていますが…
今回は当時7歳、小学1年生の息子に自らの目標の立て方やモチベーションを上げる方法を学んだ気がします。
そんな退院の日から1年
今年が記念すべき1回目。
なんだかんだあっという間な1年間。
息子自身、本当に頑張っていたし
最初は外での血糖測定やインスリン注射に抵抗があり、なかなか外でご飯も食べたがらなかったけど
今では外食のときも
給食の時にも
堂々と的確に自己注射をする息子。
病気のことも率先して相手に伝えられて
先生方や同級生の暖かさに触れ
毎日「楽しかった!!」と帰宅する息子。
1年前にはこんなに楽しそうに学校に通えてる姿を想像もできなかった。
そんな息子の大切な記念日。
ちゃっかりお友達からチョコも貰ってにやにや帰宅。
「1型でよかった。インスリン打てばなんでも食べていいんだもんね。」
これは息子の口癖。
「もう1年だね」と話すと
「頑張ったから早く退院できたんだもんね!すごいよね?」
と、あの入院期間を振り返る。
息子が記念日として制定してくれなかったら
ただ何となく過ぎてしまっていたかもしれない
2月14日。
我が家にとって大切な記念日。
さて、記念日のご飯は息子の希望に沿ってと思っていたものの、息子もいざ決めようと思うと決められないらしく…当日朝まで決まらず。
夕方に絞り出したのが
「牡蠣食べたい!」
まさかの牡蠣オーダー

そう、先日親戚から牡蠣をもらって
焼き牡蠣にして食べたときに
息子は腹痛で食べるのを断念。
8歳にして貝大好きな息子にとっては
それがとても悔しかったらしく

だけど、平日の仕事帰り時に
急に言われても…
大手スーパーに寄っても
そんな都合よく牡蠣はなく
電話であきらめるよう促すと
泣きそうになる息子
そこで、近所の回転ずしで蒸し牡蠣のお寿司が
期間限定で出てたことを思い出して提案

無事、大好きなお寿司で牡蠣を4貫
その他10貫以上を堪能して
第一回の退院記念日を終えました

もう毎年お寿司にしよう…笑
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病気があっても毎日を楽しませてくれる息子の記録。
息子が型糖尿病になったばかりの頃、
「こんな情報が欲しかったな…」
と思うことを思いついたままに記録しています。
もし安心でない気持ちで押しつぶされそうな方にクスッと笑って心が軽くなるきっかけになれたらと思って書いています。
もちろん自分と家族の記録のためにも。
またお付き合いいただけたら幸いです💓
講座のお問い合わせはもちろんですが、同じようにお子さんをサポートしている方、モヤモヤしている方…
私の発信を見て少しでもお話したいなと思っていただけたら是非お話ししましょう

フォロー&シェア大歓迎です

ではでは
あなただけの未来への地図を手渡す
理学療法士/方眼ノートトレーナー
1型糖尿病の子を持つ二児の母
青木宏美でした
