こんにちわ。
昨日までの忙しさ、慌ただしさ、眠さ(笑)が嘘のような、すがすがしく、のんびりとした気分です
今週、21日幸清会お素人会申合、22日幸清会お素人会本番、23日幸清会玄人会と大きな催しが目白押しでした。
21日の事は以前にお話ししたので、今日は22日の幸清会のお素人会の事をお話しします。
能「砧」(シテ・梅若万三郎先生)のお地謡を謡わせていただきました。お地頭は梅若六郎先生。普通は観世流の研修会を卒業してない自分のような者が六郎先生のお地謡を謡わせて頂けるなんて事は無いんです。しかしお役を頂戴しまして、ありがたい思いと同時に勉強させていただきます!という思いを強く感じました
1週間ほど前に万三郎先生から砧の謡の稽古を付けて頂き、申合を経て当日を向かえたんですが…
六郎先生はやっぱり凄かった!! 変幻自在な謡を体験させて頂きました。
地謡後ろの御簾席で聴くのとは大違いですね。「地謡の隅でもいいから座って謡うことが大切なんだよ」とおっしゃった野村四郎先生の言葉や「音じゃなくて息づかいを盗んできなさい」と言った父の言葉の通りだと思いました。
この録音を50年後に聞いても、多分この時の感動をありありと思い出すことが出来るでしょう。
いつか自分もこういう謡が謡えるようになりたいなぁ~
その為には今以上にひとつひとつの舞台を大事にしていかなければ!!
とてつもなく大きな目標が出来て、それに向かって稽古に励もう!!と思うのでした