今日は国立能楽堂主催の研鑽会という催しがありました。研鑽会とは国立能楽堂でお稽古をしている人たちの発表会で、僕も研究生としてお稽古に伺わせて頂いているので、出演させて頂きました。
午前10時から今週木曜日にある梅若研能会の申合に出てから国立に向かいました。申合が終わったのが12時前。研鑽会が13時から。楽屋に入るのが遅くなってはと、こんな格好で飛び出しました(笑)
いまいち良く撮れてないな。羽織着流しのバカ若旦那スタイルです。
万三郎先生のお宅を出る時、父に「偉そうな格好~」と冷やかされました。着替えている時間がないんですと言ってやりたかったが、言っている時間もないのでノーリアクションで対応しました(笑)
僕は一番最後の能「殺生石」の地謡のお役を頂いていたんですが周りのお地謡はみんなお家元系の方達でした。(ある意味アウエー)やはりお家元系の方達はしっかりなさっていますね。色々と勉強させて頂きました
で、殺生石のおシテが(詳しくは分かりませんが)お家元系の若い方でして、下っ端の自分が言うのもおこがましいですが、若々しく舞っていらっしゃったのがとても印象的でした。相当稽古されたんでしょうね。
自分もああいう風に若々しく「小鍛冶」を舞いたいなぁと思いました