昨日何の気なしに書いた記事が好評でアクセス数が増えておりました。ありがとうございます。格闘技の事はやはりアクセス数増えます。と言うわけで今日も格闘技の記事を書こうと思います。

今日はMMAでの構えと距離感について自分の思う事を書こうかなと思います。

構えと言うとMMAの特別な構えがあるんだろうと思われる方もいるかと思うのですが決まった構えはないです。自分の攻撃が出せてディフェンスが出来ればどんな構えでも問題ないと考えます。自分の攻撃がパンチ重視であればワイドスタンスで脇を締めた構えになる。デメリットとしてはワイドスタンスだと蹴りのディフェンスが難しくなる。蹴り重視のスタイルならばスタンスは肩幅で起きた構えになる。デメリットはパンチに寄った攻めは難しくなる。打撃だけでなく組むタックルの種類によっても構えが変わってきます。僕は元々の柔道の構えに打撃とタックルを肉付けしていった感じなのですが打撃から構えを考えずに自分が組みたい形から打撃の構えを作るのも正解だと思います。



写真で言うと僕は蹴りがある構えで高く構えて蹴ってます。相手選手はパンチタックルが武器なのでワイドスタンスで蹴りは手で受けてしまおうという形です。

構えは自分の攻撃が出せて相手の攻撃へのディフェンスが出来たら良いのでこれだと言う形は決めないでいいんだと思います。あくまでも僕の理論ですが。

スタンドで重要にしてるのが距離感です。
細かい技術論を説明してると一冊の本になってしまうので大まかに行きましょう。
僕は距離を大まかに三つ作っています。その三つを説明していきます。

遠距離(信号で言うと青信号)
これは遠い間合いで自分の攻撃も届かないけども相手の攻撃も届かない距離。この距離は安全なのでガードが下がっていても問題はない。距離を外せ!と言う指示はこの距離が多い。ノーリスクノーリターンな距離。

中距離(信号で言うと黄色)
この距離はパンチは届かないけども蹴りならば届くよって距離。しかし蹴りと言っても腰の入っていない空手蹴りだと届かない距離です。ここで言う蹴りとはムエタイやキックボクシングのような長い距離の蹴りです。この距離はタックルはディフェンスしやすくこの距離でタックルに入っては切られる可能性が高い。チャンスを作り待つ意味で重要な距離です。ミドルリスクミドルリターン。

近距離(信号で言うと赤)
この距離はパンチも蹴りもタックルも全部届きます。自分の攻撃が当たる可能性も高いですが被弾する可能性も高い。この距離は非常にリスクを背負って闘う事になります。僕の考え方はこの距離には出来るだけいない事を重視しています。この距離に入ったらなんかしらの攻撃をしてすぐ離れる。ずっとこの距離で闘うのはリスクが高い。ハイリスクハイリターンの距離。ちなみに組んでしまえばオッケー。

大まかに言うとこの三つの距離で考えています。そこで近距離になったら自分の攻撃をしてすぐ出る。出来る限りリスクを背負わない事を重要にしています。


さてさて今週スタートです。今日の打撃コーチはペンエーク先生。



5Rのミット打ち。先生のミットはムエタイスタイルなので距離感を大事にします。
距離は自分で前蹴り蹴って計ったり外します。近くなったらパンチじゃなくて肘になるし距離感を自然に覚えます。先人の知恵と言うか伝統的な練習には意味がある。無駄はないのです。

2週目も充実した1週間になりそうだ。毎日勉強。



チームメイトのエディアングと一緒に。
エディは練習では凄い能力を発揮していて取り組みも真面目。ナイスガイ過ぎて試合で出せてないのが残念。これも僕の持論なのだけども試合はケンカ魂が重要。この野郎!舐めんなよ!ってメンタルが大切だと思うんですよね。格闘技なんで。

シャツは奥田啓介Tシャツ。宣伝してるぞ。奥田せんしゅ。

日本に残した息子達は京都に寄って妻の実家の熊本に。
京都は鉄道の博物館的な物があるようで長男の希望でそこに。昨日の京都は39度越え。暑くて大変ですね。お母さんお疲れ様です。



次男もノリノリ。

アイスが似合うね。長男の写真を自分のiPadで出すといつも食べてる。目指せ力士。
1泊して今は実家に戻ってるようだ。暑い中ご苦労様。

さてさて今週も良い1週間にするぞ。