おはようございます。朝七時に起きて45分歩いてジムまで行ってチームメイトのレアンドロイッサのUFCの試合をみんなで応援してきました。グラップラーとはこういう心構えで試合をする物だと体現してくれた試合で強い精神力に刺激を受けました。試合の勝ち負けで言うと負けなのだけどもだからなんだ!と言える程に良い内容でここ何年かで見た良いファイトを数える指には入ってくる試合でした。

グラップラーは絶対に見た方が良い。運動能力的には高くない選手が泥臭く闘う。弱者の戦術。

というわけでグラップラーはどう闘うべきなのかと言う自分の考えを触りだけ書いていきます。異論反論もあるかとは思うんですがこういう考えもあるんだなって多めに見て下さいな。

心構えとしてグラップラーはスマートにやろうと考えてはいけません。大事MANブラザーズの『それが大事』の精神で負けない事、逃げ出さない事、投げ出さない事、信じ抜く事。殴られようともタックルを切られようともあきらめないで組み付きに行かねばなりません。組み付いて倒せなくても何度もトライしてテイクダウンするのです。

ここは日常の生活と同じで自分が有能な人間と勘違いしないでコツコツと働くのと同じです。グラップラーは労働者なのです。常見陽平さんや中川淳一郎さんの真面目にやっていこうというメッセージが僕に響くのは僕がグラップラーだからだと思うのです。
新しい働き方とか言うタイプの方はストライカー。そこは立場の違いなんで良いも悪いもないかと。

グラップラーはとにかく泥臭くいくこと。泥臭さの中での効率を追求していくのです。

さて実際の取り組みについておおまかに説明していきましょう。

まずは組み付く前。
被弾せずに組むと言うのは理想ですがそんなに上手くいかないのが現実。とにかくあきらめずに組み付きましょう。そして怖くても下がらないこと。基本はプレッシャーをかける事です。こっちが相手の打撃のプレッシャーを感じるように相手はこっちの組み付くプレッシャーを感じていますので下がったらそのプレッシャーが減る。とにかく前へプレッシャーです。下がるのも良いのですが下がりっぱなしはダメね。

組んだ後。
ケージに詰めたり中央で組み合ったりするわけですが組み付いた組み手を大まかに下(タックル)上(四つ)左右と4つの形を混ぜ合わせて攻めましょう。タックルだけだと相手もディフェンスがしやすいはずです。これも隙間なく泥臭くディフェンスされても何回も繰り返すのです。

テイクダウンした後。
とにかく相手を抑え込む事を優先順位の一番に置きましょう。よってサブミッションアタックで下になるならば上を取る事を優先して抑え込みます。そして出来る範囲でどつきましょう。肘、パンチ、鉄槌。とにかく抑え込め。3Rの試合ならばそれを2Rやれば判定勝ちです。

サブミッションへ
相手が抑え込みや打撃を嫌がって動いた所に好きが生まれます。そこをサブミッション取りましょう。ここに来るまでには相手も相当疲労してるはずなんでサブミッションできるはず。

大まかに分けてこんな感じかな。とにかくグラップラーは泥臭く。自分が出来る人間だなんて思わないで泥臭く泥臭く行きましょう。沼に相手を沈めるのです。グラップラーはとにかく泥臭く。一生懸命真面目にね。

グラップラーに悪い人はいないよ。だって一生懸命なんだもん。
じゃ良い休日を!