試合前は当然、グッドシェイプでコンディションが良い状態です。
試合が終わると解放感で食べてしまって次の試合での減量という作業が発生します。
これは毎回思うのですが試合が終わっても節制継続して身体を維持しようとしても難しい。
試合終わって菓子パン食べちゃったりオレオ食べちゃったりカレー食べちゃったりで77kg位までは戻ってしまう。これを75-76kgを維持して良い状態に常に居たいなって思うんだけどもなかなか難しい物ですね。目標が決まれば痩せれるのに決まらないと痩せれないと言うのは選手も一般人も同じか。

僕ぐらいの5-6kgくらいの減量幅だと炭水化物を極端に減らす事も無しに節制の範囲で落とせます。減量しても炭水化物摂らないって事はしないし計量の前日も食べれています。まあこんな感じなので1階級落とせるでしょうと言われて落として苦しい重いをしたわけですが。。

減量法は人それぞれと言うかそれぞれ減量する幅も違えば身体も違うわけなので色んな形があります。170cm120kgで肥満と診断されて方が体重を落とすとなったら糖質制限は有効だと思うけども僕が減量するのに糖質制限したら練習のパフォーマンスが落ちるのは必至でしょう。練習のパフォーマンスが落ちたら本末転倒。僕の場合は練習でトレーナーにケツ叩かれて泣きそうになって逆切れしながら練習する事も想定にいれて糖質も取っています。ただ練習中に甘いドリンク飲みたくないのと練習前にお腹が張りたくないのでバナナくらいです。だってお腹張って練習するのおっさんになるとしんどいんだもん。

運動も大切だけども食事変えるだけでだいたい落ちますよね。一般人であればある程に。
意志が大切だと思います。僕は意志が弱いので試合が無いと減量は出来ません。試合が無い時期も70kgだったら階級変わっちゃうけども。

中高生の減量ってたまーに相談を受けるのだけども知識不足でむちゃくちゃやってるのが多いんですよね。指導者もびっくりするくらいに知識が無いので選手がかわいそう。ウエイトトレーニングすると体重が増えるから減量ある選手には適さないみたいな考えの指導者もまだいるしな。
減量やトレーニングは経験則も重要になってくるからある程度、選手としてやった事がある指導者で知識がちゃんとした指導者がいるのがベストだと思うんだよな。なかなか難しいか。ここら辺の話はどこかで講演かセミナーしたい所だな。

経験則というか経験値の話で言うとムエタイの先生達の経験則が凄い。
ムエタイって非科学の中での理論が凄いんですよね。それは国技で300試合もして経験値が凄いからだと思うんですけど本当に凄い。例えばですが階段ダッシュはパワーがつく(間違っては無いが。)。ダウンした選手の頭を振る(医学的にはNG)。沢山食べて沢山動けば減量は大丈夫(本当かよ)などなど。最近面白かったのはカオニャオ(蒸した餅米)を食べるとパワーがつくです。多分、炭水化物でエネルギーって事なのか。

でもその経験則が僕の力に凄くなってるんですよね。間違っていないと言うか非科学でも結果出してる方々な訳で正解でしょう。科学的なアプローチや理屈は大切だけども僕は非科学的なやつも大切にしてます。なんていうかバランスが大切だと思います。

ただダメージが抜けると言う下剤(ラドンポンっていうの)は試合後に飲むとダメージが抜けて良いぞと言われる物の信じきれないのでやってません。下痢させてダメージが抜けるって。。笑 

ブラジル人がいてイギリス人がいてシンガポール人がいてタイ人がいてと毎日が刺激的です。
明日も頑張ろう。