格闘技の事を書いてみよう。格闘技のお仕事でご飯食べていますし。。。てへ。
ほら格闘技選手っぽいでしょ。この写真。


今日は僕が大好きな技であるバックチョークについて書きます。
バックチョークはリアネイキッドチョークと言ったりチョークスリーパーと言ったり裸絞と言ったりマタレオンなど様々な名前で呼ばれています。僕がバックチョークと言うのはネッククランクやフェイスロックも同じ形なのでそれも含めてバックチョークと呼んでおります。

これですね。後ろから首を攻めるのがバックチョーク。



何故バックチョークが好きかという理由は大きく分けて2つあります。

1 絞め技は関節技と違い我慢が出来ない(失神します)
2 後ろから攻めるのでカウンターのリスクが無く堅実

1の理由については関節技は折れてもいいやーって相手に思われたら腕が折れるだけで試合が続行になったりするんですよね。試合が止まるくらいに腕を折るのはなかなか難しいのと折る過程で暴れるので大変なんですよね。折るならばひと思いにいかないと大変。それと関節には個人差があるので関節が柔らかい選手がいるんです。これは厄介。極らない事は無いですがなかなか難しい。でも絞め技って我慢したら意識を失うので関節技と違って個人差が少ないのです。

2の理由は技を失敗してもポジションを失う事が無いですし殴られるリスクも無い。例えば下から腕十字だとぶん殴られる可能性がありますもの。バックからならばずっと自分が攻撃出来るんですよ。このリスクの無さは最高ですね。元本保証です。

ここまでバックチョーク素晴らしいよって話を書いてきたんですがバックチョークって難しいんですよね。シンプルな技だからこそ精度が重要になってくるのです。シンプルな技になる程に難しい。誰もが知ってるわけですからそりゃあ精度が重要になるんです。

まずはマタレオン型のチョークやフェイスロック。これね。




この手の組み方は強いんですよ。自分の掌を自分の腕と組んでるので大きな力が発揮出来ます。僕はこの組み方が好きです。でも手を組むと言う動作がうまれるのでそこで逃げられたりディフェンスされる事があるんですよね。でもパワーが大きいので個人的には好きな形です。MMAでもぐラップリングでも万能。そしてチョーク、ネッククランク、フェイスロックの連携もしやすいですね。

次にパームチョークの形。これね。


これはとにかく早いんです。絞め方に技術はいるのですがとにかく早い。MMAで殴って効かせた後によく見る形ですね。早いので好きです。それとポジションによってはマタレオンよりも有効なのですよね。これも使えた方が良い。

まあこんな感じなのですがやっぱりサブミッションが好きなんです。
首絞めるとか足を極めるとか。すっきりするじゃないですか。やっぱり格闘技は決着しないとなあ。それでは。またね。