仕事辞めて格闘技選手を目指そうなんて思ってる若者よ。
悪い事は言わない。サラリーマンやりつつ程よく格闘技やっとけ。
え!?夢がない!?夢ってなんだ!?夢じゃ飯食えない。ウンコ食ってしまう可能性すらある。

何故、世の中に会社員が沢山いるか。そりゃあ圧倒的に会社員が恵まれているからですよ。
六大学以上の大学出て1000人以上の企業に勤めたならば退職金入れたら3億は稼げる訳よ。年金も厚生年金で(俺らが老後にあるかわからんがな)安定もある。フリーで格闘技やってどこまで稼げるかは疑問でしかない。日本で割と稼いでるとされる俺ですら23歳から専業でやって何とか生きながらえてる訳ですよ。今は勝ってたとしても生涯というレースで考えたら分からん訳ですよ。その恐怖に日々怯えている事を考えたら警察官してた方が良かったとも思う。でもあの固い職種は俺には無理だ。

そもそも偉そうに自分らしい生き方だのなんだの言った所で人にコントロールされるのが嫌で組織に馴染めずで満員電車に乗りたくないだのスーツは嫌だのと戯れ言をさも正論のように理論武装して言ってるだけの社会不適合者ですよ。社会不適合でも言い方によっちゃ立派になるって事でもある訳だが。

まあ。ここまで都合のいい人生送ろうなんて考えてる緩い人間が背負わなくちゃいけないのはリスクである訳ですよ。31歳になった私ですが明日、収入が途絶えるかもしれない訳でそこらへんのリスクは当然覚悟しなくてはならない訳です。実際に30以降は選手辞めて新しく仕事したりって良く聞くしな。

なので日々頂ける仕事に感謝してギャラが安いからやらないだのこれ以下の仕事はうけねーなんて偉そうな事は言わずに一生懸命やる所存でございます。

選手として生きてきた同年代、そして上の世代。
さっさと辞めてけ。貧乏になれ。
足の引っ張り合いしても俺は負けねーぞ。

こんな事は少ししか思ってません。
ここまで何とか生き残れた同じ時代を生きた選手達よ。
時代は厳しくなってるが何とか生き残ろうぜ。
俺に腕折られたり足ぶっ壊されて青木早く死んじゃえ!ウンコ食ってろ!と想って頂いてる事も分かっていますがそれでもお互い生き残りましょう。少しでも長くな。

最後に自分らしくとか自由に生きたら良いんだよというアドバイスは無責任なアドバイスの代表格ですね。それが言いたかった。

もうどうしようもないので一生懸命生きてくとするかな。