$青木真也オフィシャルブログ「アオキ組三代目。」Powered by Ameba

長南さんの引退試合が10月にある。
相手はダンホーンバックルというチャンピオン。
安全策な俺は引退試合でそんなに危険な試合しなくて良いじゃんと思ってしまうというか。。。心配になっちゃうんだけどそこらへんを考えずに前進するのが長南さんのやってきた事であり魅力。
尊敬というのはこういう姿勢から生まれるのであろう。

まさに生き様。

で知り合いに一番良い席を取って欲しいと言われて長南さんにお願いして購入。
2万円の席を2枚で4万円。購入してお金を渡す時に考え込んでしまった。。。。。
4万円って凄い額だよなって。実際に自分が格闘技のチケットに4万円出すかって言ったら間違いなく出さないというか出せないであろう。
子供用の貯金箱に入れる可能性が濃厚だ。これはきっぱり言える。

最近の俺は会場に行こうと思わないというかチケットのお金以上にその時間を取られる事が勿体なく感じてしまい会場に行かない事が多い。しばらく会場で見る事はしてない。岸本の試合くらいかな。本当に仲の良い選手くらいだ。

でそう考えると貴重な時間使って高いチケット買って来てくれる方には本当に感謝しなくてはいけないと思う。

自分で自分の業界が情けないと思うのは日本では選手がチケットを売る手売りというスタイルが多い。自分はメジャーと言われる団体でやる事が多かったし手売りしてって言われた事が無いというのは時代もよかったんだろうと思う。まさに時代だ。
今は業界も元気無くて縮小で手売りに頼ってるから更に内輪になっていってっていう悪循環。
自分が手売りをしてきてないって言うのはプライドである反面、手売りという物がある事に寂しさを感じる。
まー俺はプロモーターじゃないし実際、プロモーターになったら手売りして欲しいって思うんだろう。これも良し悪しというか裏表。

で長南さんの大会はそんなスタイルをぶっ壊そうというか良い試合組んだらお客さん集まるでしょう!という考えがあると思う。実際にプランニングの試合を聞くとおお!!!という試合が多いし売れると思う。

業界が少しでも良くなっていくような気がする。これは期待もこめて。。。

でチケットを買ってくれたお客さんには心から感謝すべきって話。
何故ならば貴重なお金と時間を割いてきてくれてるんだから。
だから自分から買ってくださいなんて言うのは俺は申し訳無くて言えない。
時間とお金は本当に貴重な物だと思うから。

当たり前になるな。感謝を忘れるなって自分自身に思う。
時間とお金。本当に貴重な物です。

さて貴重な時間で夕方からトレーニング。やっぞ!