$青木真也オフィシャルブログ「アオキ組三代目。」Powered by Ameba

写真は全く関係ないというかどこでも遊び心を持ってる青木真也。30歳。既婚。子持ち。フリーター。

さてさて30歳になってというかスポーツ選手という何時仕事が無くなるか、何時出来なくなるかって言う仕事をしていると引退後の生活を考える。すなわちセカンドキャリアってやつですね。
テレビのプロ野球戦力外通告という番組が好きでよく見ていてスポーツ選手の末席にいる僕としてはよく考えさせられる。(でもあの番組の選手達は年棒が立派で良い暮らしをしてるので庶民派の僕としては削るとこあるじゃんというか現実味が感じれないとこはある)

僕のやっているMMAの場合はプロ選手として成り立ってる選手が少ないのが現実。
私はその数少ないプロ選手としてやらせてもらっている。
でもプロフェッショナルとして活動している選手は試合のお金、スポンサー収入等々で自分で稼いで自分で競技力を強化する環境を作っていく。当然、究極の成果主義で成功すればお金が残るし成功しなければ終了である。

他のスポーツを見てみるとアマチュアスポーツ(オリンピックスポーツ)に多い実業団型が多い事に気がつく。この場合は企業が社員として迎え入れてくれて引退後はそのまま会社に残れる事が多かったので選手としてはセカンドキャリアを心配する事も無いしセカンドキャリアが問題になる事も無かったのだと思う。

でも時代が変わって選手時代だけのプロフェッショナルな契約を結ぶ選手が出てきてアマチュアスポーツも今はセカンドキャリアを考える状況になってきてるようだ。あ!話がそれた!

30歳というスポーツ選手としては中盤以降になった青木ですが当然、まだまだやる気でいる。
35-40歳までやる気だ。(ガンバレ俺)

ですがセカンドキャリア的な事を考えてはいる。
まずはセカンドキャリアとして生活的な事を考えてみるとプロスポーツ選手として大卒のサラリーマンの生涯賃金(退職金いれて3億くらいか!?)を稼ぎ切ってやるって言う男らしい策。案外これは難しかったりするんだろうけども23歳でこれで食ってくと決めてプロ選手になった時に決めた目標であったりした。未だに目指してはいる。

それと浮世離れした生活を送らない事を意識している。常に自分がリスクある職業だという事を念頭にいれて生活して競技に真摯に向かっていく。これは選手引退後に生活レベルを落とせないと聞くから徹底している。

それと出来るだけ危機感を持ってアンテナを広げていく。視野を広くという意味で。
30歳まで選手やった時点で後には戻れません。今から再就職ってなかなかハードルは高い。
まーブブカ青木なら飛べない事も無いが。。。。

そもそもスポーツ選手って真剣にやればやるほど後戻りが出来なくなるというかリスクは増大していく。現役の分、社会経験は無いわけだからね。だからこそ色々と考えなければいけないなって思うのです。

青木の場合はやりたい事というかおぼろげに考えている事がいくつかあってそこを周りの方々に相談して実現していきたいなって思ってるわけです。
せっかく青木真也という物を作ってきていてこれからも練り上げていくのにそれを使わないのは勿体ないというか。。格闘技の知識はもちろん、栄養の知識やトレーニングの知識を生かした事をやっていきたいのです。

僕の場合は結構、楽しみ。セカンドキャリアが。
働いてみたいって気持ちもあるんだよな。ずっとスポーツしかしてないからな。
そんなめでたい青木は大丈夫なのかとも思うが。。。

そんな事を考えながら今日も練習してトレーニングしてクラスレッスン。
やったるぜ!!!!