仮称・公認心理師法案 | 青木愛オフィシャルブログ「いま、原点に立ちかえる時。」Powered by Ameba

仮称・公認心理師法案

通常国会も終盤になって議員立法による各種法案準備が進められています。
昨日お知らせした「学校図書館法改正」も「学校(図書館)司書」に関わる法案でしたが、やはり与野党合意による議員立法で、会期内になんとか間に合うと思います。

生活の党では毎週水曜、木曜日に総合政策会議という法案審査、政策検討会議を開催しており、文部科学、消費者問題、科学技術・イノベーション以外、厚生労働、経済産業、青少年問題などの各委員会で審査される法案についても私が担当しています。

昨日の会議では、これも与野党で協議して来たものですが「仮称・公認心理師法案」について、長年にわたり同法案の制定を求めて来られた関係団体の皆様にお越しいただき、ご意見を伺うとともに質疑応答を行っていただきました。


皆様もご存じのとおり、心のケアについては病院の精神科、心療内科や、学校のスクールカウンセラーや企業のカウンセラー、街中で見かける心のケア医院等々、いろいろな学会や団体の認定による認定者によって行われています。

この分野で日本は大変遅れているとWHOなどから指摘もされており、医療系、心療系双方の団体の皆様の意思統一がようやくなされ、文部科学、厚生労働両省も共管することで合意していますので、法案準備をしてきたものです。

しかし残念ながら会期末も近づいていますので、次回の18日文科委員会で提案理由説明の聴取をして、継続審議になると思います。

実質審議は秋の臨時国会に持ち越しとなりますので、待望している全国の関係者の皆様には、大変申し訳なく思います。