本会議にて質問「社会保障制度改革プログラム法案」 | 青木愛オフィシャルブログ「いま、原点に立ちかえる時。」Powered by Ameba

本会議にて質問「社会保障制度改革プログラム法案」

今日は本会議の登壇の機会をいただきました。
議題はいわゆる「 社会保障制度改革プログラム法案 」

安倍政権発足後、憲法改正や集団的自衛権、特定秘密保護法など、その中身をみると国民の権利を縮小し国家の権力を強化する方向に向かっているような印象を受けます。
本法案にも「自助・自立」が殊更に強調され、公助すなわち社会保障の国の責任を大きく後退させています。

消費増税に対する経済対策も大企業優先で、中小零細企業や家計に対する対策は企業減税と比べると大きく見劣りします。

社会保障と税の一体改革では、社会保障制度改革議論を進めることが消費税率引き上げの前提になっていたにも関わらず改革ビジョンが打ち出されていません。

社会保障制度改革を財源に焦点を当てて論じるとどうしても消費税増税と社会保障削減という、誰も歓迎しない後ろ向きの結論しか出てきません。
「高齢者は自助・自立で生きなさい」と冷たく突き放すのではなく、いつまでも健康で生きがいをもって社会参加するという、明るい長寿社会の実現の視点に立った社会改革を目指すべきだと主張いたしました。

いまの安倍政権であれば社会保障改革こそ道筋をつければ盤石になるだろうに
出てくるのは、憲法改正や国防軍、集団的自衛権や特定秘密保護法。
おおよそ国民がいま政治に求めている感覚とはかけ離れたものばかり。

原発の海外輸出も残念でならない。





質問全文および昨日の消費者問題に関する特別委員会の質疑について
ホームページ活動記録に掲載しております。

$青木愛オフィシャルブログ「いま、原点に立ちかえる時。」Powered by Ameba