仰木イチロー

イチロー、言葉失う 恩師・仰木氏の死に衝撃


 昨日の晩は呑んだくれて世の中の動きなど全く気にすることがなかったのだが、とんでもないことが起こっていたことに気がついたのは、今日の朝だった。

 もうすでに方々で「仰木氏がいなければ、野茂やイチローの活躍は・・・」などと書かれているので、今更くりかえす必要もないだろう。育てた選手たちはもちろんのこと、氏に本当に感謝しなければいけないのは、旧近鉄、オリックスのファンなのではないか。旧知のプロ野球ファンからすれば、どう見てもヘンテコな「オリックス・バファローズ」なる球団が誕生しても、「仰木さんが監督なら・・・」とファンが納得でき、離れずにいられた唯一の野球人であったはずだ。

 「グラウンドで倒れても本望」という言葉が今も耳に残っている。西鉄時代の「野武士」精神も残しつつ、「仰木マジック」と言われたその采配は、実はデータに裏づけされた緻密さを併せ持っているという非常にクレヴァーな監督だったと自分は思っている。合掌。