「桑田、最近歌へたになったね」とよく聞く。東京ドームを観に行った私が断言しよう。
往年の勢いはないが、やっぱり上手い!
和田アキ子がテレビ番組で「私が歌うまいと思う日本の歌手は、Misia と(吉田)美和と桑田くん」と言っていた。この時その番組はサザン特集だったので、「お約束」ではあったにせよ、一理あると思った。
私が考える「歌が上手い」の基準は、
1.声量がある
2.声域が広い
3.肺活量がある
の3つ。1.については東京ドームで聴いた人は納得してもらえるのではないか(昔はもっと凄かったけど)。次男の卒業式に行って教室で「TSUNAMI」をギターで弾き語りしたとき、遠くの教室まで声が聴こえた、という記事が某写真週刊誌に出てたぐらいだから。2.に異議を唱える者があるかもしれないが、ファルセットまで入れると桑田佳祐の声域はかなり広い。とくに下の声域は他に類を見ないと言っていいぐらいだ。実際カラオケで歌ってみるとそれが分かりやすいと思うが。3.の肺活量に関してだが、歌に必要な肺活量というのは、「どれぐらいノーブレス(息継ぎしない)で歌えるか」ということだと私は思っている。これもカラオケに行って、CDで桑田佳祐が息継ぎしてるところで同じように歌うと結構キツイのだ。
音程が正確であることが「歌が上手い」という意味なら、最近カラオケで聴く限り、素人さんも皆平均的に「歌が上手くなってる」とは思う。だからって勘違いしないでほしい。プロと素人の違いは明らかにあるのだ。サザンをカラオケで歌う輩はほとんど「なってない」。その歌手を「下手」という以前に、あなたは間違いなく「もっと下手」ですから。
和田アキ子が言った3人が、上記3点を満たしてるのは間違いない。意外と鋭い指摘なのだ。