- サザンオールスターズ
- キラーストリート (初回限定盤DVD付)
- リミテッド・パッケージに収められている「桑田佳祐セルフライナーノーツ」を中心に話を進めたい。
からっぽのブルース
仮タイトルが「CSN&Y」だったとあるが、曲調は Crosby Stills Nash & Young を意識したということになるのか。歌詞は五木寛之の『大河の一滴』 からインスパイアされた部分があるとのこと。
聴いた感想は、「桑田佳祐も年取ったのね」。なんか早めに桑田佳祐の遺言を聞かされているような気分になった。一発目からこういう曲を聴かすことによって、このアルバムが単純なポップアルバムでないことを宣言してるようにも思える。
セイシェル ~海の聖者~
ハワイで作詞したとのこと。ファースト・インプレッションはこちら にあります。
彩 ~Aja~
2004年4月14日に発売された先行シングル。シングル発売時のレビューはこちら 。ライナーノーツには「亡き父に捧げる」歌だと書いてあります。そうやって聴いてみると、また違った味がある曲です。
JUMP
初めて聴いた時に、Sly & The Family Stone あたりのミディアムテンポのファンクを連想したのですが、ライナーノーツにもそのようなことが書いてあります。なんか「ひきこもり」の人たちに宛てた歌のような印象があります(そんな狭義なメッセージではないですが)。
夢と魔法の国
ライナーノーツには「Neil Young & Crazy Horse を目標に」と書いてありますが、マナーの悪いコンサートの観客に怒りをぶちまけてる、と言ったほうが分かりやすいかと思います。ちなみにサザンのバンド名の由来は、Neil Young の「Southern Man」から採ったという説もあるぐらいで、昔から桑田氏の憧れではあるんでしょう。
神の島遥か国
2005年7月20日に発売された「BOHBO No.5」のカップリング(CDケースの背にはタイトルが併記されているが、あくまでもカップリングのはず)。詳しくはこちら (たいして詳しくはないが)。
涙の海で抱かれたい
2003年7月23日発売の先行シングル。リミックス、リマスタリングされているとのこと。個人的にはシングルのバージョンより軽快な感じと言うか、ギター、ベース、ドラムなどのバンドサウンドの基本となるべきが楽器がボーカルとともに前に出て来ている気がする。プレビューはこちら 。
山はありし日のまま
原由子がメインボーカルのナンバー。リミテッドパッケージに付いているDVDには、この曲を桑田佳祐が歌うシーンがあるが、それもまた味があった。この曲自体は男が歌っても、女が歌ってもはまる歌詞になっているが、原由子は昔からこういう骨っぽい歌も上手く歌う人だね。The Band なんかを意識したようなことがライナーノーツにも書いてあります。
「歌詞は原坊が読んだ本の物語がイメージの基本となった」とあるが、なんの本だろう?
ロックンロール・スーパーマン ~Rock'n Roll Superman~
仮タイトルの「電気男」は、T-REX の「電気の武者(ELECTRIC WARRIOR)」から来ているのでしょう。明らかに T-REX を意識したグラム・ロック調の楽曲である(ライナーノーツにも書いてあるが)。DVDの映像でこの曲が Disc 1 の M-1(つまり1曲目)と紙に書いて掲げてあるシーンがある。歌詞は中・高校生時代の桑田佳祐自身を歌っているとのことだが、その頃ちょうど流行ってたのが、T-REX なんかのグラム・ロック、というつながりのようです。
BOHBO No.5
ブラス、ボーカル、ドラムのレベルを若干上げて、シングル より派手なアレンジになっている。
殺しの接吻(キッス) ~Kiss Me Good-Bye~
Nina Simone をイメージしたとのこと。歌詞はサイコサスペンス風。ファースト・インプレッションはこちら 。
LONELY WOMAN
シングル『愛と欲望の日々』のカップリング。このアルバム収録分は、「ティッ、ティッ、ティッ、ティッ・・・」というコーラスが2コーラス目から登場(シングル は3コーラス目から)。
キラーストリートアルバムのタイトルチューンとなるインストゥルメンタル・ナンバー。ライナーノーツにもあるように、イタリア映画のサントラっぽい仕上がり。私は基本的にサザンにおけるインストが好きではないのだが、次の「夢に消えたジュリア」への流れにはピッタリはまっている。
夢に消えたジュリア
2004年7月21日にリリースされた『君こそスターだ』と「2☆TOP」を飾った曲。シングルのレビューはこちら 。
限りなき永遠(とわ)の愛
Disc-1 の最後を飾るのは、John Lennon を意識したバラード。ライナーノーツでも遠回しに「誕生日」のこと言っているので、間違いない。桑田佳祐もある程度年をとったからこんな歌が出来るのでしょう。ファースト・インプレッションはこちら 。
そして、Disc-2 へと続く。
