茅ヶ崎ライブに「HOTEL PACIFIC」があったように、今夏のROCK IN JAPANや秋以降のツアーで盛り上がるロック・チューンを2005年の1stシングルに持ってきた。ラジオで初OAされてから、この曲を20回以上聴いたが、この疾走感はさすが、といったところだ。この曲は謂わば「桑田佳祐的GS解釈」と言え、以前にも似たような曲は少なからず存在するため、「またか」といった否定的な意見も出そうだ。


裸の人間同士で行こうな
夢見る少年同士でいような


過激にRock And Rollしようか
それとも安住の道(road)へ行こうか


Wrestle!!

Mustle!!


燃えろよボイン
・・・

やらせてQueen


これら日本語、英語を織り交ぜた押韻が、これだけ重厚なサウンドに乗ってもヴォーカルが「死なない」適度な軽快さを生んでいる。

 サザンが27年もの間日本のポップス界に君臨しつづける要因は、桑田佳祐の才能に因るところが大きいのだが、今回も"Yammy"といった日本のロックではあまり使われない英語が登場したり、「我愛你(=I love you)」といった中国語まで担ぎ出してくるところが「飽きられない」理由のひとつだと思うのだ。

 サザン(桑田佳祐)というのは、実は変幻自在を繰り返して現在に至っている、日本では非常に稀有なバンドだ。今はそれがスタンダードになって「何でもアリ」になったからこそ、現在の所謂J-POPは存在しているし、この程度の楽曲は桑田佳祐なら当たり前、と過剰な期待をする輩には不満もあるだろう。この曲を聴いて私が思うことは、


 「ライブを楽しめ!」


ただそれだけだ。きっと桑田もそういう狙いで作ったに違いないのだから。


 そしてひとつだけ確信して言えることがある。


 ORANGE RANGE や Mr.Childen には

 『BOHBO No.5』は作れない。