♪皆さまこんにちは♪
9/10は青森市民交響楽団の定期演奏会でした。いつも子ども達をご指導くださっている先生達の演奏会です。
今回もジュニアオケのみんなで聴きに行ってきました。
今回は、ジュニアOGで現在 東京藝術大学2年 の水野琴音さんがチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソリストとして出演するという事でとても盛り上がっていました。
琴音さんは、今年の4月にベルギーで開催された第15回アルテュール・グリュミオー国際ヴァイオリンコンクールでグランプリとなり話題になりました。
この夏も、東京音楽コンクールで2位と聴衆賞。そして今回の演奏会の3日前には日本音楽コンクールの2次予選を勝ち抜いて10月末のファイナルを決めて青森にやってきました。
すごいエネルギーとプロフェッショナルなコンディション作りに感心してしまいます。
今回のプログラムはチャイコンの他はスラブ舞曲と、交響曲はドボルザーク7番でした。
ドボ8、9はジュニアでもやった事ありますが、ドボ7の演奏は珍しいらしく、しかもだいぶ難しいのだそうです。
今年はジュニアの練習と市オケの指揮者練習が重なることが多かったので先生方は苦労されてましたが、合奏が聞こえて来た日はジュニア達が休憩時間に観に行ったりして喜んで聴いてました。こうやってジュニア達の音楽経験値が上がっていくのかも知れません。
市オケの演奏会は自由席なので、ジュニア達は自分が注目しているものがよく見える席でそれぞれ自由に鑑賞しますが、今回弦プレ団員のちびっ子達は琴音さんを間近で見ようと最前線にギュッと詰めて座りました。
壇上に入って来た先生方がそれを見つけるごとにちょっと笑いそうになって、緊張ほぐれたかな?みたいな(^_^;)
ちびっ子達も先生見つけるたびに盛り上がってました。お友達と一緒に先生方がいっぱい出てる本物の演奏会を聴くというのは本当に素敵な経験ですね。
子どもにとっては長い長いクラシックの楽曲ですが、よく我慢して聴いてていつも偉いなぁと思います。2ヶ月後に自分もオケ団員としてステージに立つって気づいてなさそうですが、きっと先生方の姿から自然と何かを学んで良い演奏をしてくれるでしょう。
さて、琴音さんのチャイコンですが、それはもう素晴らしいものでした。オケの出だしもすごく素敵でドキドキしてる中で最初の1音で会場の色が変わったような気がしました。
個人的に割と聞き流してしまう2楽章が美しくてうっとり、そこから3楽章を駆け抜けて、ブラボーの嵐でした。
このチャイコンで日コン本戦でもぜひ素敵な演奏をして会場を沸かせてくれる事と思います。
先生方の定演が終わると、いよいよジュニアの定演に向けて色んな事にエンジンがかかります。
クーラーの無い市民センターで猛暑に苦労しながら練習を重ねてきたジュニア達、近頃は合奏も迫力が出てきています。
今年のメイン「くるみ割り人形」は青森ジュニアにぴったりくるプログラムだと思います。
11月の定演、ぜひお楽しみに!
※青森ジュニアオーケストラでは、常時団員を募集しております。ぜひ練習の見学や体験にいらしてください!
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