赤城小沼オトギの森 | 気ままにアウトドア

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気の向くままに四季折々
  自然の中を流離う

2022年10月9日

 

 

久しぶりに娘たちからのリクエスト

紅葉が見たいとの事で

早々とこの日を設定したのですが

今年はいつまでも暑い日が続き

紅葉の南下は遅れ気味

今頃は漸く高山の上部が

色付き出した頃でしょうか

赤城山の樹々もまだ緑の葉を茂らせて

紅葉にはもう少し時間がかかりそうです

 

で、この日の天候は下り坂予報

今にも泣き出しそうな空模様でしたが

雨は夕方以降との予報を信じて

静かな赤城山を歩いて来ました

 

 

 

 

 

 

小沼駐車場へ着くと気温は一桁台

寒さ凌ぎにアウターを羽織って

 

9:22

小沼駐車場をスタートです

 

先ずは小沼湖畔まで下りる

鉛色の空を映して水面は冴えないが

幸いな事に風は微風状態

さざ波が水面を揺らして

深山の神秘的な湖の雰囲気を感じさせる

 

 

 

湖畔の道を時計回りに辿る

赤い実を付けた木はメギの木

嘗て枝を煎じて洗眼薬とした事から

”目木”の名が付けられたと言う

枝には沢山の刺が生えていて

別名コトリトマラズの名もあるとか

 

 

 

ここ赤城山には同属のヘビノボラズもあるが

実の付き方が少しばかり違う

 

 

 

樹々も少しずつ色付き出して

赤みを増しているのは

ツツジやカエデの類

 

 

 

陽射しがあれば

もう少し冴えた色合いが見られるのですが

贅沢は言いっこなしですかね

 

 

 

東岸の道は石畳

落ち葉に覆われてはいるが

中々歩きやすい道でした

 

 

 

そうそう、今回のメンバーは

次女と愛犬の華鹿ちゃんと三女

久しぶりに大自然の中へやってきて

ご機嫌モードです

 

 

 

東岸の斜面には

幾つもの小さな露岩が点在してて

湖から上がる湿気が

結露を起こさせるのでしょう

苔がもこもこと岩を覆い

不思議な景観を見せてました

 

 

 

そんな道を緩々と辿って

 

 

 

対岸の堤までやって来た

向かいの駐車場付近を眺めると

小地蔵岳あたりからガスが垂れ込めて

今にも泣きそうな空模様

どうか降らないでと空に願いをかけて

 

 

 

オトギの森分岐へとやって来た

往きは西側の道

登山地図では破線ルートですが

踏み跡は明瞭で不安は無い

 

 

 

ただ、ここは笹被り部分が多く

笹ダニの心配から

ワンちゃんは抱っこです

 

 

 

小滝の上部まで下りて来て俯瞰する

厳冬期には氷瀑が見られる場所ですね

 

 

 

小滝上部から水平な道を辿れば

オトギ沢の鉱泉採掘場跡

銚子ノ伽藍辺りが眺められるのですが

やっぱりガスが覆ってて・・・

 

 

 

10:31

オトギの森中心部までやって来た

文字通りフェアリーフォレストの趣き

本当に何処かに妖精が潜んでいるよう

 

 

 

そんな妖精の森で

倒木に乗って遊んでしまうという

何か楽しそう・・・

 

 

 

オトギの森の道はゆったりと続いて

 

 

 

こんな大きなミズナラの樹を眺めながら

 

 

 

道は緩やかに登り出すと

洗堀で荒れた道に切り替わり

程なくして茶ノ木畑峠への分岐点

 

ここで早めのランチタイム

今回は話題のカレーメシ

寒い時には身体も温まって

意外に美味しいものでした

これから山での定番になりそうです

 

オトギの森分岐点まで戻って

僅かに歩けば小沼畔へ辿り着く

当初、長七郎山も登るというプランでしたが

今にも降りそうな空模様に今回はパス

素直に西岸の道を辿って

駐車場へと戻ったのでした

 

12:27

小沼駐車場へ到着です

 

 

久しぶりに娘たちと歩いたハイキング

其々にストレスの多い社会に暮らして

日々を過ごしている

時には「山に行きたい」心が疼くのか

こうして娘たちのリクエストが届き

それにいそいそと応える父親がここに(笑)

 

お望みの紅葉は見れなかったけれど

自然の中で少しはリフレッシュが

出来たでしょうか?