苗場山(その一) | 気ままにアウトドア

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日時

2018年7月1日

 

ルート

祓川登山口⇔和田小屋⇔中ノ芝⇔神楽ヶ峰⇔苗場山頂(往復)

 

***

 

ふと、ワタスゲが見たくなって苗場山を思い立ち行ってきました

自己山行記録を見ると前回苗場山に登ったのは2003年8月

実に15年ぶりの苗場山なのでした

(テレマークスキーで雪の神楽ヶ峰へは何度か行ってますが(;^_^A )

 

***

 

三俣から苗場山林道で祓川登山口へ

途中のゲートで登山届を提出

(遭対協の方ご苦労様です)

登山口の町営駐車場へ着くと満車状態

なので、チョット進んで林道脇のゲレンデへ駐車

身支度をして

7:24

車を出発です

ルートはそこから林道を上って行けば良いのですが

ここはやっぱり正規の登山口からと言う訳で

チョット下って町営駐車場前の登山口へ

 

祓川登山口

 

 

越後の山のお馴染みの看板

 

 

歩き出しの登山道は洗堀された粘土質の道

前日の雨でかなりのヌルヌル状態

スリップに気を付けながら一歩一歩

 

 

 

滑りやすい道をクリアすれば

舗装された林道へ出る

(やっぱり素直に林道を来れば良かったかな?)

 

しかし、日差しのある舗装路歩きは酷なものです

皆さんと同様に自分も我慢して登って行きました

7:50

林道のカーブをショートカットして和田小屋前へ

 

和田小屋

 

 

小屋脇のゲレンデにはヤマニガナの花が

 

 

さあ、ここからが本来の登山道の始まり

 

 

 

 

ゲレンデ内を行く道には色々な野草の花が

先ず目に飛び込んできたのはコバイケイソウ

緑の絨毯に背丈のある白い花は目立ちますが

ここで自分の目を引いたのはマイヅルソウでした

地面一面のマイヅルソウにうっとり

(なぜか乙女チックになっちゃいますね)

 

マイヅルソウの群落

 

 

道はゲレンデから樹林の中へ入ると

確りと整備された木製階段道になってました

(15年前は泥濘だったような?)

 

整備されてた登山道

 

 

階段道を上ると

以前のような泥濘と岩々ゴロゴロの道

やっと登山道らしい道になってきた(^~^)

(自分にはこの位の荒れ加減が似合ってる?)

 

ユキザサ

 

 

ズダヤクシュ

 

 

岩々ゴロゴロと言っても

ちゃんと人の手は入ってて

不安定な浮石は無し

それなりに歩きやすい道でした

 

ミズキ

 

 

ゴゼンタチバナ

 

 

チョット開けた場所にはコバイケイソウ

どの株にも花が付いていて

今年はコバイケイソウの当たり年かも?

 

コバイケイソウ

 

 

ナナカマド

 

 

アカモノ

 

 

コバイケイソウ

 

 

9:11

下ノ芝へ到着

デッキにベンチが整備されてて

良い休憩ポイントになってました

(以前は2本の木道があっただけでしたが)

 

 

 

 

ここでエナジーチャージして

ふとデッキの前の湿原に目をやるとこの花が

イワイチョウが見頃でした

 

 

イワカガミ

 

 

10:01

中ノ芝へ到着

 

 

 

ここで今日お目当てのワタスゲが

早速のご登場

ふわふわポンポンが可愛い

 

ワタスゲ

 

 

そして、ベニサラサドウダン

見事にたわわに咲いてました

 

ベニサラサドウダン

 

 

道も以前の岩々ゴロゴロ道ではなくて

歩きやすい木段道

 

ドウダンとワタスゲと木道の中ノ芝

 

 

木段をトコトコ登って行くと

小松原分岐点

 

 

 

小松原湿原、何時かは訪れてみたい場所

 

道は傾斜を落とし緩やかな木道へ

”股スリ岩”を過ぎると神楽ヶ峰はもう直ぐ

 

股スリ岩から望む神楽ヶ峰

 

 

上越国境稜線を望む (手前はカッサ湖)

 

 

10:54

神楽ヶ峰へ到着

 

 

 

 

ハクサンチドリ

 

 

道はここから苗場山との鞍部へ下って行きます

 

前回、この辺りだったかな?

ガサガサと笹薮を搔き分け大型動物が迫って来たのは

その時は手をパンパンと叩き大声で叫んで撃退した記憶が

多分、熊かカモシカだと思うが定かではなし

 

鞍部へと富士見坂を下って行くと”雷清水”

一口飲んでみると冷たくて美味しい水でした

 

雷清水

 

 

ヤマオダマキ

 

 

坂をドンドン下ると目指す苗場山は見上げる高さに

また登り返さなければならないと思うと滅入りそうだが

 

富士見坂から苗場山を見上げる

 

 

登山あるある

下り道の後は

登り返しは付き物

山を楽しまなくっちゃですね。

 

 

 

 

(その二)へ続く