利平茶屋森林公園から登る赤城山(その一) | 気ままにアウトドア

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2018年1月14日

 

ルート

利平茶屋森林公園⇔鳥居峠⇔駒ヶ岳⇔黒檜山(往復)

 

***

 

毎年、一度は訪れている赤城山

昨年は東側の”花見ヶ原”から直接山頂へのルート

今回は同じ東側のもう一つのルート

利平茶屋森林公園から鳥居峠を経て黒檜山へ

雪の赤城山を楽しんで来ました

 

 

今回は風花さんとLINEをしながらの登山

リアルタイムで仮想登山を楽しんで戴きました

(風花さんのコメントは赤色で記しました)

(公表は本人に確認済です)

 
***
 
利平茶屋森林公園への県道
至る所が凍結路面でした
7時過ぎ利平茶屋森林公園の駐車場着
駐車車輌は無し
この時期にここを訪れる物好きは自分だけでしたニヤリ
 
ここで登山の連絡を娘に入れようとしましたが
電波の状況が悪くそれは叶わず
 
身支度をして
7:44
利平茶屋森林公園を出発
気温-4℃
先週の八ヶ岳より10℃も高いのですが
東風が吹いていて体感温度は低めでした
上空の雲の流れから稜線は西風のようですが
地表は巻き返しの風が吹いているようでした
 
 
 
 
両側にバンガローが並ぶ公園内の林道を登って行くと
鳥居峠への標示板
ここから登山道が始まります
 
鳥居峠登山口
 
 
雪が斑に融け残った登山道
落葉と雪を交互に踏みしめながら
カサカサ!ザクザク!
と、足元の音を楽しみながら登って行きます
 
 
 
 
こんな小橋を渡って
 
 
標高が上がり
雪の量も増してくる
 
 
 
やっと冬の赤城山らしくなってきた
登山道に付けられたトレースは一人分
数日前の物のよう
8:48
道はケーブル跡へ突き当たり
左に下れば御神水
 
御神水の分岐点
 
 
ケーブルカー跡の道
 
 
分岐点を僅かに下れば”御神水”
祠が祀られ清冽な水が岩の隙間から湧き出している
 
赤城の水は名水百選にも選ばれ
某有名ビールもこの赤城山の水で作られている
 
 
 
 
御神水
 
 
 
 
 
分岐点へ戻りケーブル跡を登りだす
このルート、鳥居峠まで真っ直ぐに直上する
しかも、かなりの急勾配
雪も深くなってツボ足では辛くなる
ここで休憩がてらアイゼン装着
(ワカンじゃないんです  笑 )
振り返ると樹林の隙間から筑波山の姿
やっとそんな高さまで登って来た
上部からはゴーゴーと樹間を吹き抜ける風の音
稜線付近は風が強そうだ

 

遠く筑波山を見通す

 

 

携帯の電波も圏内になり

娘に連絡を入れる

そして、風花さんにも筑波山の画像と共にLINEを送ってみると

 

 

(風花さん)

おはようございます~

今日はいいお天気ですね‼

流石、群馬ですね

風はかなり強そうですか‼

(aojisi)
まだ中腹の樹林帯ですが稜線は強そうです
冷えない程度に頑張ってみま~す!
 
は~い、いってらっしゃいませ
また素敵な景色を見せてくださいな‼
霧氷はなさそうですか?
 
休憩の間に二人組に追い越される
このルートで人に会うことは無いと思っていたが
物好きは他にも居たのでした
 
アイゼンを着けケーブル跡を登りだす
かなりの急勾配に喘ぐ
 
ケーブル跡の道 (レールは搬送用モノレール)
 
 
ウバユリかな?
 
 
ケーブル跡の最上部は雪が飛ばされ
嫌らしく氷化した階段道
実はここをクリアするために
早々とアイゼンを装着したのでした
 
10:14
ケーブル跡を登り切ると鳥居峠の駐車広場
正面に覚満淵が広がりその向こうに大沼(おの)
新緑の時期も良いが冬景色もまた格別
 
覚満淵と駒ヶ岳
 
 
今、鳥居峠
覚満淵がキレイです
風が冷た~いっす!
霧氷はなさそうです。
 
霧氷は無くても綺麗な景色ですね
 
 
ここからはちょっとマイナールート
外輪山の篭山へ登り
尾根伝いに駒ヶ岳へ向かいます
 
その外輪山へのルート
不明瞭なトレースが一つ見て取れるだけ
一昨年は目印テープがベタ張り状態でしたが
今回は全て撤去されてました
しかし、進むべきルートは
大よそ把握しているので不安は無く
ルート読みを楽しんじゃいました
 
外輪山へのルート(トレースは無いに等しい)
 
 
10:37
尾根上に出る
 
 
 
尾根に上がってきました
雪は少なめ、笹の中歩き難そうです
 
凄い青空‼
雪が眩しそうですね~
雪はホント、少ないですね‼
 
 
尾根をズンズン登る
思ったよりも笹丈が低く
意外にも歩き難くくはなかった
 
尾根を登る
 
 
右手の樹間に袈裟丸山が見える
登山を始めた頃に何度も通った懐かしの山
 
袈裟丸山
 
 
袈裟丸山もキレイです!
 
いい景色ですね~
 
寒そうだけど、スッキリ気持ちよさそう!!
 
 
11:25
駒ヶ岳の肩に登り付く
ここは大沼へ下る分岐点
そして、メジャールートの始まりでもあります
 
 
 
駒ヶ岳の肩まで来ました。
展望良好、富士山まで見えてま~す。
 
 
長七郎山 小沼(この)を見下ろす
 
 
遠くに富士山
 
 
白い頭の富士山見えますね!!
 
 
もう直ぐ駒ヶ岳山頂
 
 
ここへ来てやっと霧氷が現れた
赤城山へ来たら霧氷は見たい物の一つ
今回も見る事が出来ました
 
赤城山名物の霧氷
 
 
11:52
駒ヶ岳山頂へ到着
 
 
 
 
駒ヶ岳山頂です!
霧氷が出てきました。
大沼もキレイですよ。
 
 
駒ヶ岳山頂より大沼を見下ろす
 
 
大沼と霧氷、とっても綺麗ですね
霧氷が見られて良かった!!
 
スカイツリーも見えてるらしいけど
自分には見えません
風花さんち辺りも見えてるのかも
手を振ってるの見えますか~!
 
あら、そんなに見晴らしがいいんですね
うちからも見えてたら嬉しいな~
 
 
駒ヶ岳山頂を後にして
鞍部へと下って行く
 
正面に黒檜山
 
 
明瞭なトレースが続く
 
 
黒檜山との鞍部へと下って
風を避けられる東側斜面でランチタイム
電波状態はここへ来て圏外となってしまいました
 
さて、黒檜山への急登道
標高差200mを一気に登るルート
最後の頑張りどころです
 
実を付けたヒロハヘビノボラズ
 
 
3/1ほど登った辺りの樹林が途切れた部分
立ち休みして呼吸を整える
クライマーズハイなのか?
苦しい筈なのに何故か楽しい
振り返れば小沼や地蔵岳の展望が得られる
見上げればまだまだ続く急登道
 
黒檜山への急登道
 
 
先程までの西風は何処へやら
南向きの急登道は汗を呼ぶ
 
 
 
 
(その二)へ続く