秘湯 湯俣温泉へ(その一) | 気ままにアウトドア

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日時

2017年8月30~31日

 

ルート

高瀬ダム⇔東沢出合⇔名無避難小屋⇔湯俣温泉(往復)

 

***

 

前日の爺ヶ岳ピストン後

その夜は”道の駅安曇野松川”で車中泊

深夜、気付くと強い雨音

やはり、テン泊で山に入らなくて良かった

 

翌朝起き出してコンビニ🍙で朝食を済ませ

一路、集合場所の七倉山荘へ

 

今日からブロガーのケロコさん風花さんムサママさん鳥ちゃんさん

とのお約束山行の日なのです

 

大町から高瀬川沿いの道に入ると雨が降り出してきた

安曇野付近は空も明るく曇り空だったのに

標高が上がるにつれ本降りに

 

集合時刻は7:00でしたが6:30頃に到着

まだ誰も来ておらずでした

5分程すると見覚えのある車がやって来ました

ケロコさんの車です

車窓越しに再会のあいさつをして待つこと暫し

二台の車が到着して全員が揃いました

 

初対面の風花さんとムサママさんと鳥ちゃんさん

緊張しましたが何とかご挨拶を済ませ

これからの予定の作戦会議です

 

本来なら稜線に上がって野口五郎岳や水晶岳 赤牛岳と

縦走の予定だったのですが生憎の天気

予報では初雪の可能性も出ていて

夏山装備では無理と判断

今回は湯俣温泉でまったりする

一泊緩々山行に決定しました

 

そうしているうちに雨が止み空も明るくなって

何かいい感じになってきました

準備を済ませ二台のタクシーに便乗して高瀬ダムへ

 

8:32

スタートは高瀬トンネルからです

 

ダムサイドの出発地点

 

 

トンネル内はひんやりとした空気に満たされ

炎天時には気持ちが良さそう

そのひんやりとした空気とは裏腹に

このメンバーはハイテンション

いつもソロで歩いている自分は直ぐにその波に乗れず

 

暗いトンネルでもこのテンション

 

 

早くこの波に乗らねばですね

トンネルの長さは1km程

出口まで来ると遥か高みに雲が切れ山並が

方角からすると真砂岳から南真砂岳付近

どうやら天気は回復傾向に

 

 

 

 

ここからは湖に沿った林道歩き

いつもは単調な林道歩きは苦手なのですが

今回ばかりは別次元

花に詳しい風花さんとムサママさんがご一緒ですから

退屈することはありませんでした

 

湖面に立ち枯れの樹 絵になります

 

 

幻想的なガスが漂う 奥は船窪岳付近?

 

 

カーブミラーでのショット (ケロコさん撮影)

 

 

景色を眺め他愛のない話をして緩々と林道歩き

 

 

ヤマブドウ 今年は沢山実を付けていて豊作のよう

 

 

9:41

東沢出合を通過して

 

東沢の橋の上で 青空が覗いてる

 

 

テンニンソウ (丹沢のものより大きい ムサママさん談)

 

 

前の三人は何を話してるのか? (風花さん撮影)

 

 

ナス科のつる性植物 ヤマホロシ (初めて見ました)

 

 

10:40

林道終点に到着

ここで一休み

それぞれに行動食を摂って・・・

 

ん~中々休憩を切り上げられないが

「女性同士はこうなのよ」と風花さん

今日は時間がたっぷりなので急ぎませんよ

 

ここから登山道へ

 

 

右手に高瀬川が流れいい雰囲気

 

 

崩れかけの桟道を通過して

 

 

ケロコリーダーのレクチャーがあって

 

 

このルート最大?の大桂を眺めて (パワーを貰えそう)

 

 

(11:28) 名無避難小屋を通過

 

 

清々しい木漏れ日の森歩き

 

 

やっぱり苔は撮っちゃうよね 雨後の苔はしっとりみずみずしい

 

 

素掘りのトンネルを抜けて

 

 

ソバナ

 

 

何を指さしてるの?

 

 

指さしてたのはこの景色でした (高瀬川下流方向を見てる)

 

 

シラネセンキュウかな? (セリ科の花は難しい)

 

 

ヤマウド (花が終わって実を結び始めた状態) カミキリムシが食事中

 

 

ゴヨウマツを眺める (風花さんの解説が入る)

 

 

北鎌尾根の姿が (穂先はまだガスの中)

 

 

こんな所にもフジアザミ

 

 

オオカメノキ

 

 

それぞれお好きな所で一休み(ここでは槍が見えてました)

 

 

アオダイショウに萌えるレディース

 

 

ゴールの晴嵐荘が見えて来た

 

 

名所の吊り橋を渡って

 

 

先ずは山荘の源泉をチェック (テン泊の方は露天風呂としても利用してるらしい)

 

 

あちっ! 50℃くらいあるかな? (ムサママさん撮影)

 

 

13:41

湯俣温泉 晴嵐荘へ到着

 

今宵の宿に到着

 

 

先ずはチェックインして

お部屋に通されると

部屋は寝部が二段になっていて

通常は12人のお部屋

ここを5人で使うのですから今日は快適に休めそう

灯りは白熱電球が一つに木の窓枠と

いい感じにレトロ

 

ご機嫌だね

 

 

外壁も木造校舎風(鳥ちゃん談)     (ケロコさん撮影)

 

 

先ずはお風呂へ

きれいに保たれた風呂場は気持ちがいい

山荘の方の心遣いが感じられますね

お湯は白濁した温泉でチョット熱め

しかし、湯船に浸かっていると段々熱さにも慣れて

筋肉の強ばりがほぐれてゆく~

極楽 ごくらくぅ~ な湯でした

 

男湯

 

 

お風呂の後は

河原のテント場にあるベンチへ

 

自分と鳥ちゃんはビール

風花さんはサイダー

ケロコさんとムサママさんはコーヒー

それぞれお好きな飲み物で乾杯

 

テント場ベンチで (風花さん撮影)

 

 

(ムサママさん撮影)

 

 

さて、夕食の時間

メニューはこちら

(ケロコさん撮影)

 

 

どれもこれも美味しくて

山中でこんなに美味しいものを頂いちゃって良いのかな

テン泊山行を信条としている心が揺らぎます

 

(鳥ちゃん撮影)

 

 

それにしてもお隣の団体さんの賑やかな事

お酒が入れば尚更

団体さんが退けた後

BGMが鳴っていたことに気付く程でした

 

 

部屋に戻ってそれぞれの時間

 

もう一度温泉に浸かる者

 

写真画像を確認する者

 

地図を広げる者

 

緩やかな時間が

 

消灯時間まで続いたのでした

 

発行年度の違う同じエリアの地図を見比べて (鳥ちゃん撮影)

 

 

 

 

(その二) へ続く